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AI Agent の個性に注目!MBTIなどの個性に注目して最高チーム作り!祝2000ビュー!

2024/08/26に公開

まえがき

みなさんMBTI診断してますかー?MBTI診断が流行っているみたいですね。
これでパトナーや就職先を決めたり、大統領選でも候補者がENFJ型だよと話してたり。
例えば、プログラマーはINTP型の性格 (論理学者)が適していると聞きました。

関連したところで、様々な性格を持ったAIエージェントを、会社や街といったシミュレーション環境で活動させることで、最適な組み合わせを見つけられると考え、さらに人にも応用できると思い、この記事書きました。

対象読者

  • AI Agentを活用したい人
  • ChatDev や AI Scientist をもっとよくしてやる!の人
  • MBIT診断好きや最適なパートナーや就職先を個性の組み合わせで考えている人
  • ChatGPTをもっとうまく使いたい人

多くのAgentでは、個性、記憶、計画、行動の要素が作用

この記事では個性(Profile)に注目!個性が振る舞いに影響!

  • 役割に関連している。個性を決める観点として、立場、性格、人口統計的属性の3点あり。
  1. 立場(役割)
    "立場がその人を作る"という言葉があるように、立場で考えかた、動き方が変わる。
    chatdevではCEO,CTO,プログラマー、テスターとして立場(役割)のAgentが協力して開発している。
    構造主義という考えでは、それぞれの置かれた構造で振る舞いが決まる。
    構造主義は、チェスや将棋で相手のコマも含めた盤面により、適正な駒の配置が異なることを自分は思い浮かべた。

  2. 性格
    性格でも振る舞いが変わる。
    ビックファイブ理論では、性格は「外向性」「誠実性」「調和性」「開放性」「神経質的傾向」の5つの因子から成り立つ。
    MBTI理論では、「外向型(E)と内向型(I)」「感覚型(S)と直観型(N)」「思考型(T)と感情型(F)」「判断型(J)と知覚型(P)」の組み合わせで性格が特定される。
    例えばchatdevで役割としてCEOを与えているAgentのMBTIを16型を全部試して、一番いい開発を統計的に出せるものを見つけたら、それはchatdevの開発効率を上げる。そして、もしかしたら現実でもIT会社のCEOにはその型の人を選ぶべきかも?
    CTOやプログラマーなど複数の工程で活動するものは、工程が変わったら、性格を変えても面白そう!

    また、ChatGPTに何かの職種に関連する仕事の実行や質問するときも、職種に適したMBITの性格でChatGPTに振舞ってもらうようにお願いすれば、いい結果になりそう。

  3. 人口統計的属性(年齢、性別、収入、職業、学歴など、基本的な人口統計情報に基づいた属性)
    これは、構造主義で考えると立場をより詳細にするようなものかと思った。

  • 立場、性格、人口統計的属性、またはその他の属性(スキル等)も加えていって、シュミレーションしたら、より最適なチームや人の配置について、現実に応用できそう。
    Generative Agents: Interactive Simulacra of Human Behaviorでは、25人のAgentsが仮想の街で行動するが、例えばこの中でパーティ主催のエージェントいる、その属性をいろいろ変えて集まり具合みることで、パーティ主催者の適正属性がわかると思える。

あとがき

  • 今度、多くのエージェントで使われている残りの記憶、計画、行動についても書こうと思います。
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