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Macが勝手にスリープしないようにするスマートな方法まとめ
はじめに
今回は「Macが一定時間操作しないとスリープしちゃって困る!」という人向けに、設定を変更できない環境でも使えるスリープ防止テクニックを紹介します
この記事では特に、AppleScriptやターミナルコマンドを使った“裏技っぽいけど真っ当”な方法を中心に紹介していきます!
こんな人におすすめ!
- 社用Macなど、スリープ設定を変更できない環境にいる人
- 長時間の処理中やスライド表示中に勝手に画面が消えるのを防ぎたい人
- 作業の邪魔にならない方法でスリープを止めたい人
方法
caffeinate
を使う
方法①:ターミナルで 一番シンプルでスマートな方法!
caffeinate
アイドル状態、ディスプレイのスリープ防止するなら以下のようにオプションを付与
caffeinate -i -d
このコマンドをターミナルで実行するだけで、Macがスリープしなくなります。ターミナルは最小化しておいてOKです。
終了したい時は Ctrl + C
を押すだけ!
方法②:AppleScriptで自動操作風にする
Macには標準で「スクリプトエディタ」というアプリが入っており、簡単に自動操作を記述できます。
手順
- Spotlight(⌘ + スペース)で「スクリプトエディタ」を検索
- 以下のコードをコピペ👇
repeat
tell application "System Events"
keystroke " "
end tell
delay 300 -- 5分ごとに1回スペースを入力
end repeat
- ▶ボタンを押して実行(■ボタンで停止)
スペースキーが定期的に押されることで、操作してる判定になりスリープを防げます。
方法③:ファイルに定期的に書き込むスクリプト
while true; do echo " " >> ~/Desktop/keepawake.txt; sleep 300; done
これで、デスクトップ上の keepawake.txt
に5分ごとにスペースが追加されます。これも操作中とみなされてスリープ回避できます。
方法④:作業の邪魔にならない動画再生(ピクチャ・イン・ピクチャ)
YouTubeなどでLo-fi系音楽を流し、右クリック2回→「ピクチャ・イン・ピクチャ」で小さく再生しておくと、メディア再生中としてスリープを防げます。
真っ当な利用目的って?
スリープ防止って一見ズルっぽい?でも実は、正当な理由もあります
- ビルドやAI学習などの長時間処理を止めないため
- カンファレンスや展示会でスライドや動画を流しっぱにするため
- テストやデバイス監視で継続的に画面を表示させたいとき
- 作業中の集中を切らさない環境づくり
こういった目的なら、業務効率化や作業の安定性向上にもつながる活用法のひとつだと思います。
まとめ
方法 | 作業への影響 | スリープ防止力 | 簡単さ |
---|---|---|---|
caffeinate |
なし | ★★★★★ | ◎ |
AppleScript | ほぼなし | ★★★★☆ | ◯ |
書き込みスクリプト | なし | ★★★★☆ | ◯ |
PIP動画 | 少しあり | ★★★☆☆ | ◎ |
スリープで困ってる人は、一度試してみるのもいいかもしれません。
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