社内の非エンジニア向けに競プロ勉強会を主催した話
こんにちは!株式会社ペライチ のサーバーサイドエンジニアの福原です!
つい先日、社内にて非エンジニアの社員に向けて競プロに挑戦してみる勉強会を主催しました。
本記事では勉強会開催の経緯や内容についてとその結果私が得られたものや提供できたものについてまとめます。
また非エンジニア向けの勉強会の中身について触れることで、弊社の開発チーム以外の雰囲気を感じていただければ幸いです。
前提知識
念の為競技プログラミングや Atcoder について簡単に触れておきます。
競技プログラミング
参加者全員に同一の課題が出題され、より早く与えられた要求を満足するプログラムを正確に記述することを競う競技。
Atcoder
日本初の競技プログラミングコンテストサイト。
Atcoder
開催までの経緯
福原は今年の春ごろから Atcoder にて競技プログラミングに取り組み始めていて、ようやっと茶色が見えてきたあたりです。
そんなある日、弊社 PdM の times にてとある投稿を発見します。
なかなか 1 人ではモチベーション維持が難しいと感じていた私は、すぐさま「Atcoder 導入の勉強会やったら参加しますか?」とメッセージ。
参加しますと言っていただけたので参加者を最低 1 人確保できました。
PdM の参加が確定していたので、どうせなら非エンジニアに向けて簡単なプログラミング講座も兼ねて広く声をかけることにしました。
全社向けの雑談チャンネルに開催を案内したところ、最終的には 7 名の方に参加いただけました。
勉強会の内容
勉強会としては 1 時間ちょっとを以下の目次で実施しました。
- 競プロって? Atcoder って何?
- Atcoder に登録してみよう
- プログラムを書いてみよう(php を想定)
- 提出してみよう
- 過去問に挑戦してみよう
最初に競技プログラミングや Atcoder というサイトについて簡単に説明し、その後は php でのプログラミングについて簡単に説明と練習。
準備ができたらいったんコピー&ペーストで提出というプロセスを経験してもらい、最後に簡単な A 問題を自力でやってみるという流れです。
勉強会によって得られたもの・提供できたもの
ここからは今回の勉強会によって私が得られたものや、提供できたと考えているものについて共有します。
得られたもの
- 非エンジニアへのプログラミング講座の機会
バックエンド専門の方に JavaScript や CSS を教えたり、またはその逆でフロント専門の方に PHP の実装を教えたりということはこれまでもありました。
しかしながら、プログラミングの基礎が白紙状態の方に教えるというのは実は初体験でした。
今後、エンジニアとしてのキャリアを積んでいく中で未経験の新卒に教えるような可能性も十分あり得るため、ある意味で良い経験になったと考えています。
こんなにも知識の前提条件が違うのだということをあらためて実感できました。
- 非エンジニアの方のプログラミングへの興味
実は、全社向けに案内はしましたが PdM の方に加えてせいぜい 1 人捕まれば良い、最悪マンツーマンレッスンかなと思っていました。
しかし結果としては参加者は 8 名(日程の都合がつかず参加できなかった方も含めたら 10 名ほど)となりました。
参加者の中にはもともとちょっとプログラムを書いたことがある方や、フロントエンド専門でやってきたけどバックエンドにもちょっと興味があるというエンジニアの方もいらっしゃいましたが、PdM に加えて人事やカスタマーハピネス、情シスの方からも参加の意思表示があったので、IT 系のベンチャーということもあってか私の想定よりもプログラミングへの興味があるのだということがわかりました。
- 競プロ仲間
シンプルうれしい案件として、Atcoder でコンテストに参加してくれる仲間が増えました。
今はまだそれぞれが頑張っている状態ですが、もう少ししたら定期的に勉強会のようなものを開いてアルゴリズムについてみんなで学ぶ機会を作れたらと思っています。
提供できたもの
- プログラミングの下地
すでに下地が十分ある方もいらっしゃいましたが、中にはまったくの初心者の方もいて、そういった方向けにはプログラミングという概念の一端に触れる機会を提供できたと考えています。
特に人事の方の参加率が高くて、普段採用などで単語や概念に触れている分興味があったのだと思います。
エンジニアを採用していく上で、人事サイドに簡単にでもプログラミングへの理解があるとメリットがあるかもしれません。
- 新しいことへの挑戦機会
これは私の所感なのですが、やはりベンチャー企業ということだけあってメンバーみんな何か新しいことへのチャレンジを求めているような気がします。
そんな中で最初の一歩をお手伝いしたことで競技プログラミングを新しいチャレンジとして始めるきっかけを提供できたと思います。
まとめ
今回、非エンジニア向けに競プロないしプログラミングの基礎勉強会を実施したわけですが、主催側としても知識提供しただけではなく一定の学びがありました。
こういった勉強会に参加するくらいに技術側に興味を持ってもらえているというのはシンプルにうれしいですね。
「エンジニアではないからプログラミングのことはわからなくても良い」「エンジニアだからマーケティングのことは知らない」ではなく、今後もお互いに一歩寄り添って ALL ペライチとして協力していければと思います。
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