【マインクラフト教育版】 はじめてのプログラミング 1.5 音楽をつくろう(ミュージック)
はじめに
- 目的(もくてき)
- この記事(きじ)の目的(もくてき)は、マインクラフトビルダーを使ったプログラミングの方法を学ぶことです。
- 小学生を対象(対象)にしています。
- 実際(じっさい)にみんなで集(あつ)まって、読みながら進めるようにしています。
- マインクラフト教育版を使います。
バージョン
この記事を書いた時点でのマインクラフトのバージョンは以下のとおりです。
- Microsoft MakeCode for Minecraftのバージョン: 2.0.27
- Microsoft MakeCodeのバージョン: 11.2.31
- Minecraftのバージョン: v1.20.12
この節でやること
- この節では、
ミュージック
を使って音楽をつくってみます。-
ミュージック
とは、好きな音を出すことができるコードブロックです。
音楽をつくってみよう
-
-
ミュージック
を使ってつくった曲(きょく)を演奏(えんそう)してみます
音楽を制作する子ども。(Microsoft Designer(マイクロソフトデザイナー)をつかって作成)
進め方
- まずは、
ミュージック
の拡張機能(かくちょうきのう)をインストールします。- インストールとは、ある機能(きのう)が使えるように準備(じゅんび)することです。
- 次に、音を鳴(な)らすプログラムを書いてみます。
- それができたら、リズムを作ってみて、演奏(えんそう)してみます。
準備(じゅんび)
ワールドを作る
新しいワールドを作りましょう。
今回は、フラット
のワールドを作ります。
作ったワールドで、プログラムを試(ため)します。
- クリエイティブ
- フラット
- 座標を表示
- 常に昼間
フラット
のワールド
ミュージック
拡張機能(かくちょうきのう)をインストールする
-
コードビルダーの編集画面を開いて、サイドバーから
拡張機能
(かくちょうきのう)を選択する。
拡張機能を選択する -
拡張機能の中から
makecode-minecraft-music
を選択する。
makecode-minecraft-music
を選択する
かんたんな曲(きょく)を演奏(えんそう)するプログラム
音が鳴(な)るプログラムをつくろう
まずは、ミュージックをつくって音が鳴(な)るプログラム
をつくってみます。
大作(たいさく)を作っても、プログラミング中に間違って消してしまうと悲(かな)しいです。
はじめは、10秒くらいでつくれる曲(きょく)にしましょう。
-
コードビルダーの編集画面を開いて、サイドバー ->
MUSIC
->play note
コードブロック の順に選択する。
ミュージックのplay note
コードブロックを選択 -
次に、サイドバー -> プレイヤー ->
次のアイテムが使われた時
コードブロックを選択
次のアイテムが使われた時
コードブロックを選択 -
石のツルハシ
を使った時に音が鳴(な)るプログラムを作る(道具はなんでもいいです)
はじめは1つだけ音を鳴(な)らす。1時間かけてつくった曲(きょく)が消えたら悲しい -
▷ボタンを押してコードビルダー画面を閉じる
-
E
キーを押して石のツルハシ
を準備する
石のツルハシ
を準備する -
石のツルハシ
を使ってみよう
音を何個も鳴らそう
-
何個も音を鳴らしてみよう(音の種類はなんでもいいです。たとえば
Cow Bell
)
何個も音を鳴らしてみよう -
音を増やしてみよう
音を増やしてみよう -
1つだけ音を変えてみよう
1つだけ音を変えてみよう(たとえばBell
)
何回も音を鳴らそう
何回も音を鳴らしてみます。関数(かんすう)
もつかってみます。
-
サイドバーの
高度なプログラム
ボタンをクリックする。下に追加の機能(きのう)が出てくる。 -
サイドバーの
関数
(かんすう)ボタンをクリックして、関数を作成する
ボタンを押す。
関数を作成する
ボタン -
関数
(かんすう)コードブロックが出てくるので、名前をsound
にする。sound
はサウンド(音)のこと。
関数コードブロック -
音を鳴らすプログラムを
関数
(かんすう)コードブロックの中にドラッグ&ドロップする
関数
(かんすう)コードブロックの中にドラッグ&ドロップ -
サイドバーの
関数
(かんすう)ボタンをクリックして、呼び出し sound
コードブロックをクリックする。
関数(かんすう)の呼び出しコードブロック -
呼び出し sound
コードブロックを次のアイテムが使われた時
プログラムの中にドラッグ&ドロップする。
次のアイテムが使われた時
プログラムで関数sound
を呼び出した -
▷ボタンを押してコードビルダー画面を閉じる
-
石のツルハシ
を使って、前と同じように音が鳴ることを確かめる -
C
キーを押してコードビルダーの編集画面を開く -
サイドバー ->
ループ
->くりかえし
コードブロックを選択
くりかえし
コードブロックを選択 -
呼び出し sound
コードブロックがループの中に入るように配置する
呼び出し sound
コードブロックがループの中に入る -
▷ボタンを押してコードビルダー画面を閉じる
-
石のツルハシ
を使ってみる。音が繰り返し鳴るのを確認しよう
鳴らす音を変える - 変数(へんすう)を使ってみよう -
変数(へんすう)を使って、間に鳴らす音だけを変えることができます。
-
呼び出し sound
コードブロックを右クリック ->関数(かんすう)の編集(へんしゅう)
を選択する
関数(かんすう)の編集(へんしゅう)
を選択する -
関数の編集画面で、
パラメータを追加する
-> まん中の電卓(でんたく)アイコン(値の追加
)をクリック
まん中の電卓(でんたく)アイコン(値の追加
)をクリックする -
変数(へんすう)
数値(すうち)
が追加されるので、名前をgakki
などに変更(へんこう)
名前をgakki
に変更(へんこう)する。好きな名前で良い -
完了ボタンを押す
変数(へんすう)gakki
が追加された -
変数(へんすう)
gakki
を選択して、コピー&ペーストする(Ctrl+C
->Ctrl+V
)
変数(へんすう)gakki
を選択して、コピー&ペーストした(Ctrl+C
->Ctrl+V
) -
新しくできた変数
gakki
を、5つのplay note
コードブロックの真ん中のブロックに配置する
新しくできた変数gakki
を5つのplay note
コードブロックの真ん中のブロックに配置した -
サイドバー ->
MUSIC
->instrument
ブロックをクリック
instrument
ブロックをクリックする -
次のアイテムが使われた時
プログラムの中に配置された呼び出し sound
コードブロックの変数(1
になっている)を、instrument
ブロックに置(お)き換(か)える
呼び出し sound
コードブロックの変数(1
になっている)を、instrument
ブロックに置(お)き換(か)えた -
instrument
ブロックの中身を好きな楽器に変える
instrument
ブロックの中身を好きな楽器に変える
リズムをつくろう
タッタタ
をプログラムで作ってみましょう
タッタタ
をプログラムで作ってみた
好きなリズムをつくろう
もりあがりがたりないぞ
をプログラムで作ってみましょう
もりあがりがたりないぞをプログラムで作ってみた
前半(ぜんはん)
後半(こうはん)
Discussion