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レポーティングと分析の違い
ゴールは同じでも役割が違うことを理解する
レポーティングと分析が、同じ意味で使われていることを見かける。これは大きな間違いであるため、この記事で言語化することにした。(自戒の念を込めて)
レポーティングと分析は、その両方が組織の価値向上のために行われることは間違いない。しかし、期待されている役割は全く違う。結論から書くと、レポーティングは、何が起きているかを教えてくれる。分析は、何故それが起きているかを教えてくれる。
レポーティング
生データを情報に変える。そして、それらは決められた形(Push型情報)で、ユーザーに提供される。
例えば、ビジネスのKPIの監視や、想定外に気付くためのアラート。また、それらの情報をダッシュボードを使って、知りたい情報へ簡単にアクセスできるようにしたり、つまり、何が起きているかを教えることが、レポーティングの役割になる。
分析
レポーティングの結果を見た上で、何が起きているか?を知りたいことがある。そこで、情報にアクセスすることで(Pull型情報)、状況を把握するのが分析になる。
レポーティングからはネクストアクションは生まれない
レポーティングは、その性質上、次に何をするべきかは決めてくれない。
例えば、育てていた野菜が枯れたとしよう。それが枯れたことはレポーティングが教えてくれる。では、どうすればよかったのか?それは教えてくれない。ネクストアクションを決めるのは常に分析で得られた洞察になる。
レポーティングで疲弊してる場合じゃねえな!と自戒の念を込めて。
もしかして、レポーティングで疲弊してる?
レポーティングってモデリング大変ですよね。ちなみに私は、スタースキーマ でやってます。
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