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SQLの4大構文とCRUDの関係をわかりやすく解説!
SQLの4大命令とCRUDの関係をわかりやすく解説!
データベースを扱う上でよく登場する2つの用語、CRUD と SQLの4大命令。
この2つは密接に関係しており、しっかり理解しておくとデータベース操作がグッとわかりやすくなります。
💡 CRUDとは?
CRUD は、アプリケーションがデータに対して行う4つの基本的な操作を表す言葉です。
- Create:データを作成する
- Read:データを読み取る
- Update:データを更新する
- Delete:データを削除する
💻 SQLの4大命令とは?
SQL(Structured Query Language)では、データベースを操作するための命令が用意されています。
その中でもよく使われる次の4つが、いわゆる 「SQLの4大命令」 です。
SELECT
INSERT
UPDATE
DELETE
🔗 CRUDとSQLの対応関係
CRUDとSQLは、それぞれ「操作の種類」と「実際の命令」の関係です。
具体的にどう対応しているのかを順番に見てみましょう。
✅ INSERT(SQL) ⇔ Create(CRUD)
INSERT INTO users (name, age)
VALUES ('Alice', 30);
説明:
INSERT INTO は新しいデータを追加する命令で、CRUDの Create(作成) に該当します。
✅ SELECT(SQL) ⇔ Read(CRUD)
SELECT
name, age
FROM users
WHERE age > 20;
説明:
SELECT は、データベースから情報を「読み取る」ための命令です。
CRUDの Read(読み取り) に対応します。
✅ UPDATE(SQL) ⇔ Update(CRUD)
UPDATE users
SET age = 31
WHERE name = 'Alice';
説明:
既存のデータを変更する命令で、CRUDの Update(更新) に対応します。
✅ DELETE(SQL) ⇔ Delete(CRUD)
DELETE
FROM users
WHERE name = 'Alice';
説明:
データを削除する命令で、CRUDの Delete(削除) に対応します。
🧾 まとめ:CRUDとSQLの関係性
最後に、CRUDとSQLの対応関係をまとめておきましょう。
CRUD操作 | 操作の概要 | 対応するSQL構文 |
---|---|---|
Create | データを新しく作成する | INSERT |
Read | データを読み取る | SELECT |
Update | 既存のデータを更新する | UPDATE |
Delete | データを削除する | DELETE |
- CRUD は、アプリケーションがデータベースに対して行う「操作の種類」を表す概念です。
- 一方で SQLの4大構文 は、それらの操作を実際に実行するための命令です。
したがって、SQLの各コマンドは、CRUD操作を実現するための具体的なツールなんですね 💡
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