ドラッグアンドドロップ操作でSQLを自動生成しよう!!
基幹業務システムに関わらず、概ね何らかのシステムにはデータ永続化にデータベースが使われていますが、いつも細かい構文を忘れてしまうのがデータベース問い合わせ言語である「SQL」ですね。
クリックとドラッグアンドドロップの操作でSQLが自動生成されればデータベース関連の実装やデバッグがとても楽になりますよ。
例えば下記のように「GroupA ID」と「GroupB ID」のIDから、それぞれ歯抜けになっている箇所を特定したいとします。
下図では、「8」が「GroupB」には存在していないですね。
今回は一連の操作を動画にしました。
せっかちな方は、先に動画をご覧ください。
ちなみにODBC経由で接続するとテーブルのリンク先に
「Mysql」を選択できます。
生成したSQLは「phpMyAdmin」で流し込めたりできますよ♪
では、順を追って説明します。
まずはExcelシートにサンプルデータを作成しました。
「GroupA ID」と「GroupB ID」をそれぞれ「テーブルA」「テーブルB」に
定義しております。
外部データの取り込みから「Excel」を選択しデータを取り込みます。
「テーブルA」のフィールドである「ID」をドラッグし、「テーブルB」の「ID」にドロップします。これでテーブルが結合されます。
紐づけされた線を右クリックし、「「テーブルA」の全レコードと「テーブルB」の同じ結合フィールドのレコードだけを含める。」を選択します。
これで「Left Join」された状態で、あとは出力項目を下記の一覧に設定します。
「クエリ」を実行してみます。
所望の出力結果が得られました。
「SQLビュー」を選択すると、SQLが生成されています。
SQLが自動生成されるので、不具合がほぼ存在していないです。
プログラムを1行も書かなければ、そもそも不具合なんて存在しませんしね。
プログラムの自動生成ができるものは、とことん自動化させましょう。
次回はもう少し複雑なテーブル結合を扱ってみたいと思います。
では~
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