オライリーによる読み放題サービスO'Reilly Online Learningの活用

6 min read読了の目安(約6000字

自分は技術書やビジネス書は基本デジタルで購入していますが、オライリーや技術評論社、翔泳社であればPDFを購入、その他の出版社であればKindleで購入というのが多かったです。

1、2年前にオライリーによる読み放題サービスO'Reilly Online Learning(旧Safari Books Online)が後述するACM経由なら安価で利用できることを知り、使い始めました。

結果的に前述の出版社(特にオライリー)から本を買うことが減り節約になっている他、使い勝手も中々優れていて今も継続して利用しています。

この記事では簡単にサービスのポイントと機能について紹介させていただきます。

興味を持たれた方は以下のページより10日間の無料トライアル申し込みが可能ですので、ぜひお試しください。

https://www.oreilly.com/online-learning/try-now.html

(前提)基本英語のみ。少しだけ日本語の本も

オライリーの米国本社が提供するサービスという事もあり基本的に英語書籍メインです。
ただ、オライリーの本に関しては一部日本語書籍もあります。

以下の画像の通り現時点で57冊の日本語書籍がありそうです。

57冊という結果からわかる通りオライリージャパンで発売された書籍全てが見れるというわけではなさそうです。また、発売日順でソートしてみたところ最新が2019年でしたので、オライリーの最新書籍を日本語でみたいという方には適していません。

なので、以降は英語でもいいよという方だけ読んでいただければ幸いです。

ポイント

安い?

ACMというアメリカの団体に入会すれば無料で使えます。
ACM自体の年会費は99ドルなので、実質99ドルで利用できます。

技術書は大体3000円ぐらいする事も多いと思いますので、年間3、4冊購入される方であれば元が取れると思います。

ACMの入会方法についてはまとめていらっしゃる方がいますので、以下のページを参考にしていただければ幸いです(自分も入会時に参考にさせていただきました)

ちなみに自分はACM自体のサービスはほとんど利用したことがないので、特におすすめのコンテンツ等は紹介できません...

書籍の種類が豊富

オライリーが運営しているということで最初はオライリーの本しかないのかと思ってましたが、オライリー以外の出版社の本もたくさんあります。
日本で出版された書籍を読むときあまり原典の出版社というのは気にしないと思いますが、例えば以下の書籍の原著も読み放題です。

また、資料作成やプロダクト開発、ビジネスに関する本まであります。

マルチデバイス対応

PCからはブラウザでのアクセスになりますが、アプリにも対応しています。(自分が使ったことがあるのはiPhone, iPadだけですが、Androidにも対応しているみたいです)
電車内でiPadでみることが多いですが、使い勝手もなかなか良く、隙間時間での学習などに重宝しています。

また、アプリの場合にはローカルへのダウンロードも可能です。

発売前の本が見れる

Early Releasesという機能があり、発売前の書籍を読むことが可能です。
オライリーが基本ですが、一部ハーバードビジネスレビューなども発売前の書籍が見れそうです。

発売前の書籍ということで一部のチャプターしかなかったりするのですが、自分はあまり気にせず気になった題材であれば読んでみたりしています。

執筆時点でEarly Releasesのものとしては目についた物として以下の本がありました。

  • Service Mesh Patterns
  • Observability Engineering
  • WebAssembly: The Definitive Guide
  • Data Algorithms with Spark

その他機能

ビデオ

書籍だけでなく動画のコンテンツもあります。

自分は書籍メインなので動画についてはあまり詳しくないのですが、Reactでの検索結果ですが現時点で708件の動画があり、数はかなり豊富そうです。(公式ページでは3万件以上と記載がありました)

プレイリスト

自分で任意のプレイリストを作成し、書籍やビデオをまとめて管理することができます。

また、他の人が作ったプレイリストを閲覧する事も可能です。
プレイリストの中にはExpertと付くものがあり、専門家が特定のトピックについて関連書籍や動画をまとめたプレイリストを閲覧、フォローすることができます。

ハイライト、ノート機能

本の好きな箇所にハイライトをつけることができます。
また、ハイライトとは別にノートという機能もあり、コメントができます。

この点に関しては大抵の電子書籍リーダーには備わっている機能だと思いますが、オライリー以外のPDFやKindleではハイライト数の制限に引っかかってしまうことがあったので、中々重宝しています(仕様を調べたわけではないので制限がないのか確証はないですが、今まで制限に引っかかったことはないです)

Export機能があり全ての本のハイライトとノートをCSVで出力できます。
出力される項目としては以下になります。

  • Book Title
  • Authors
  • Chapter Title
  • Date of Highlight
  • Book URL
  • Chapter URL
  • Highlight URL
  • Highlight
  • Personal Note

APIがあれば便利そうだなと思って調べてみたところ、エンタープライズ契約のみ利用できるみたいです...

O'Reilly Answers

最近追加された?面白い機能で英語で質問を入力するといくつかの書籍について該当する部分を表示してくれて、そのまま書籍の該当箇所に飛ぶことができます。

まだあまり使えていないですが、本自体に飛ぶことで前後の文脈を踏まえた学習ができそうで、読み放題サービスならではの利点だなと感じました。
普段Googleとかで検索をするときは直接的な解決策を見つけて終わりとなってしまうことが多いので、こうした機能も活用していきたいです。

終わりに

こうして記事にしてみると思っていたよりも機能豊富で記事に載せられていない機能もたくさんありました。
ACM経由での契約の場合には年間の出費額としても1万円程度におさまるので、ぜひ活用していただければ幸いです。