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一般大学生による応用情報技術者試験受験記(令和5年秋)

2023/12/21に公開

はじめに

※記事を書くのは初めてのため、Markdown記法に慣れておりませんのでお手柔らかによろしくお願いいたします🙇
※記事の前半は個人的な事がツラツラと書かれているので、興味ない方は飛ばしていただけると幸いです。
※また、使用した書籍等を掲載しておりますが、アフィリエイト等は行なっておりません。

自己紹介

・上智大学の情報系の学科に在籍しているB3です。最近は出来ていませんが、普段は競技プログラミング等(Atcoder緑)をしています。
・研究は大雑把に機械学習やAIなどの研究をしたいと考えています。
・方向性や業界は決まっていませんが、将来はSEになりたいと思っております。
・最近はフロントに興味を持ったので、フロントの技術を学んでおります。

応用情報を受けるにあたるまで

今年(2023年)の夏頃にFE(基本情報技術者試験)を取得したので、どうせ勉強したなら延長線上のAPも取るかという気持ちで受験しました。
また、APは良い意味でも悪い意味でも、幅広くIT業界の共通言語的なものを学べると思ったので、今後就職やインターンをした際にスムーズに企業に適応できると思ったのもきっかけとしてあります。

受験結果(点数など)

午前が62.5%、午後が68%と割とギリギリで合格しました。詳しい感想等は後述に書きます。

やったこと(午前問題)

流れとしては、
「参考書を一周し軽く流れを把握」→「アウトプット(過去問道場)」
の流れで午前問題は勉強しました。
まずは、参考書を一つ購入して、軽く一周しました。書籍は有名な技術評論者の合格教本を選びました。
https://www.amazon.co.jp/令和05年【春期】【秋期】-応用情報技術者-合格教本-情報処理技術者試験-みや子/dp/4297131587/ref=asc_df_4297131587/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=622955539433&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=5908393338934317386&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1009280&hvtargid=pla-1882578430461&psc=1&mcid=026110d0d07e3490bc06e6756e2c8f6f&th=1&psc=1
ぶっちゃけ参考書はなんでも良いと思いますが、参考書選びで意識した点は「自分にとっての分かりやすさ」と、「モチベーションがこの書籍で継続できるか」という点です。その為、書店などで軽く流し読みをして参考書選定をしました。
この書籍を使用して、良かった点としては、

  • 形式が良い意味で堅苦しくて良い
     僕は堅苦しい形式の方が好みなので、好みによって合わせてあげれば良いと思います。
  • 図が多用されている
     キタミ式等と比べては少ないかもしれませんが、十分だと思います。
  • 演習問題の解答や、本文中で出てくる、以前出てきたキーワードのページを瞬時に逆引きできる。
     これ神でした。演習問題を解いている際、「このキーワード復習したいな」と思った時に「P〜を参照」とそこに明記されているので、索引から逆引きする手間が省けて時短になりました。

インプット

まずは、参考書を普通に一周する(単元ごとの演習問題も解きました)のですが、意識したことは 「内容を記憶する」 ということより 「内容を理解する」 という点に比重を置きました。特に内容間の繋がりみたいなものも意識してインプットしていました。
例えば、RAIDを例に出すと、「なんでこんなにRAIDは種類があるのか」や「RAIDの進化による旨み」みたいなものを理解し、「どのRAIDがどの役割をしているか」という記憶は後回しにして、それらはアウトプットの際に覚えました。

アウトプット

過去問道場で問題をひたすら解きました。
https://www.ap-siken.com/apkakomon.php
スマホ一台あれば問題演習ができるので、通学時間や風呂の中などのすきま時間を主にドットコムに費やしていました。

最終的に800問近く解いて65.5%の正答率で試験に臨みました。(結果、本番は62.5%でした)

感想(午前)

結果は62.5%でした。ストラテジが元々得意では無く、本番も正答率は振るわなかったのですが、マネジメントに何とか救われました、、
また、昼休憩の時に有志の方による解答速報で自己採点した所60.0%ピッタリでメンタルブレイクして午後に影響しかけたので、もう少し演習しておけば良かったと反省しました。

やったこと(午後)

午後は必須問題(セキュリティ)1問と、選択問題4問なので、まずは、選択問題を選定しました。
結果的に選んだのは、データベース、プログラミング、組み込みシステム開発、ネットワークです。本番に下振れ(難化問題)を引いた時用に、情報システム開発とシステムアーキテクチャの二問をサブとして用意しました。実際、本番ではネットワークであからさまに手が止まり、その際情報システム開発にシフトチェンジ出来たのでサブを用意しておくのはオススメだと個人的には思います。

・セキュリティ

過去4回分くらいの問題を解きました。傾向等が掴みにくかったので、過去問を大量に解くのは非効率だと思い、用語問題のストライクゾーンを広げるべく午前問題のセキュリティ分野やセキスペの午前問題を解いたりしていました。結果的に正答率は安定しないまま試験に臨みました。

・データベース

最近から過去15回分くらいの問題を解いて傾向を掴みました。ほとんどデータベースは決まった傾向(最初にクラス図の矢印を埋める問題が来るetc...)なので過去問は解けば解く程お得だと思い解きまくりました。またSQL文の問題も最初二回くらいは全然解けませんでしたが、過去問をやっていくうちに読めるようになり、正答率も安定しました。(結局ほとんどSQL文出なかったけど、、)

・プログラミング

AtCoderをやっていたという事もあり、得意だったのでほぼノータッチでした。前回(令和5春)で難化したみたいだったのですが、それでも6割程取れたので大丈夫だと思いほぼ対策はしなかったです。

・組み込みシステム開発

ノータッチです。基本的な計算が出来ればある程度は解けると思うのでとてもオススメの分野だと思います。

・ネットワーク

過去5回分くらいの問題を解きました。ルーティングが特に頻出だと思ったので、そこを重点的に対策しました。後はセキュリティと同様ですが、この分野も用語問題が出るので、午前のネットワーク分野の問題やネスペの問題をちょこちょこ解いていました。

感想(午後)

結果は68%でした。セキュリティ分野で得意なPKIを題材とする分野が出たり、データベースはめちゃめちゃ易化したり(ほぼSQL文なし)、運もかなり良かったと思います。ネットワークは完全に下振れを引きましたが、すぐに情報システム開発にシフトチェンジでき、そこでせこせこ点数を稼ぐ事も出来たので、立ち回りもかなり上手くいったと思います。

最後に...

とにもかくにも合格出来てよかったのですが、APの勉強を通じて、IT周りのボキャブラリーを増やす事が出来たのがなによりも収穫でした。

今後は午前Ⅰ免除の恩恵を借りて高度資格を狙ってみようかなと思います。

余談

今B3なのですが、院進する予定で就活までまだ時間があり、バイトやインターンなど出来ればいいなと思っています。

ご興味ありましたらDMなどで連絡頂けますと幸いです。

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