Open1

Clineを試してみる

パダワンパダワン

いい加減、Clineを触らないわけにはいかないと思い、Clineを触ってみました。

環境構築

  • cline拡張機能をvscode(cursor)にインストール
  • openrouterに登録し、APIキーを取得
  • BrowserUseをセットアップ

実験内容

Cilne公式サイトを参照し、以下のタスクを実行しました。

  • カスタムインストラクションで言語設定を日本語に指定
  • タスク「こんにちは、Cline。Cline ディレクトリに「hello-world」という新しいプロジェクト フォルダを作成し、大きな青い文字で「Hello World」と表示される簡単な Web ページを作成するのを手伝ってもらえませんか?」

結果

planモードで、何をするべきか、勝手に考えてくれました。

要求を伝えたとき、どのように目標を達成するかは伝えませんでした。このplanの出力を見ると、目的達成のための手段としてhtmlとcssを使って指定された通り青い文字を出そうとしています。
つまり目標を達成するためのサブタスクを自分で考えてくれていることがわかります。


結果をブラウザを使って検証していることがわかります。
(ブラウザをヘッドレスモードで実行しているのかわかりませんが、同じようなことを二回別のやり方で実行しました。ちょっとここらへんは私の知識がなく)

私の目にも結果が正しいことがわかります。

感想

怖がっていたわりには大したことはありませんでした。
Cursorでやっていたことと同じことができていることがわかります。むしろ、Cursorよりも料金の明確である点や、PlanとActのステップの設計など、納得感があるのは面白かったです。
拡張機能であることが、VScodeやその他エディタとの親和性が高く、またOSSとしてソースコードが公開されていため、信頼性を高めていると感じました。
個人としてはエージェントが勝手に自分のパソコンで動きまわる不安感が自分の中にあるということがわかりました。

次にやること

以下の疑問点が結局解決しませんでした。

  • CursorのAgentモードとの違いは?
  • RooCodeとの違いは?

参考文献

  1. https://docs.cline.bot
  2. https://github.com/cline/cline