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AWS Summit Japan 2024にてハピタスの生成AI活用の取り組みが紹介されました_後編

2024/07/11に公開

はじめに

2024年6月20日、21日の2日間にわたり開催されたAWS Summit Japanにて、弊社プロダクトハピタスの生成AI活用の取り組みが取り上げられていました!

当日の様子については前回の記事をご覧ください。
https://zenn.dev/ozvision/articles/eed718b5bf707d

本記事では、生成AI活用に向けた具体的な取り組み内容について説明します。

ハピタスとは

オズビジョンハピタスというポイントモール事業を運営しています。
500万⼈超の会員と3,500社のEC事業者をマッチングし、流通総額は約1,800億円で国内トップ⽔準の購買プラットフォームです。

ワークショップ参加までのエピソード

ハピタスの開発チームが抱えていた課題

生成AIを活用したいがそれを推進できずにいた

AWSさんから「生成AI活用ワークショップ」の案内をいただいた

コストシミュレーションにおける紆余曲折

開発チームだけで初期見積もりを実施した結果、年間コスト3,000万円と算出

データの流れや、どの処理がどこで課金されるかを具体的に理解できていない状態からのコストシミュレーションは大変で、算出方法にも自信が持てず、もっと高額になる可能性もあるという不安も付きまとっていました。

関係者の力を借りて、再見積もり

年間3,000万円は明らかにコストを超過しており、なんとかしなければならないという思いが湧いてきました。
そこで、2つのアクションを取ることにしました。

①ビジネスチームに売上・利益の算出を依頼するアクション
支出だけではなく、生成AIがもたらす「売上」や「利益」を天秤にかけることで、今回の取り組みに対しての稟議・承認に対する適切な判断を促す動きをとりました。

②AWSさんの協力のもとシミュレーションの妥当性を高めるアクション
見積もりに対して、AWSさんから詳細なフィードバックを何度もいただき、どういったサービスを利用するのか、コスト計算がどのようになるのか、次第に具体的なイメージができてきました。

最終見積もりでは、年間140万円に落ち着いた

最終見積もりでは、年間140万円という金額を算出し、事業部長から承認をもらうことができました。

ワークショップを通じて

ビジネス課題

課題解決のための打ち手

わずか3ヶ月でローンチするために

実装案

無事ローンチできました

2024年7月1日にローンチ済みです。
画面機能については、次回の記事で紹介予定です。
お楽しみ!

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