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WordPress オプションテーブルの活用 - 後から設定変更しやすくする小ネタ
WordPress でカスタマイズするときの小ネタです。PHPの基礎は習得済みの想定です。(PHPの基礎が未習の方は、WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第3版]で学習願います。)
私は
- まず動くコードを作る
- 必要に応じて、後から設定オプションなどを追加する
といった形でコードを書くことが多いです。その時に役立つのが、オプションテーブルです。
例: メール通知機能
何かの動作(記事を公開する、記事をレビュー待ちにする、コメントの書き込みがある、など)の時に、メール通知するような場合です。
この場合、私は、まず仮メールアドレスを指定しておく -> メールアドレスを変更可能にする、といった手順でコードを書いていきます。
get_option()を活用する
get_option()は、WPのデータベースのオプションテーブルから値を取ってくる関数です。
get_option()は、第一引数(必須)がオプション名です。そして、第二引数(任意)に初期値を設定しておくことができます。
これを活用して、
$mailaddress = get_option( 'notify_newpost', 'example@example.com' );
↑のように記述しておきます。
こうすると、$mailaddress
にはexample@example.com
が指定されます。
もし、このメールアドレスを変える必要が生じたら、WordPressのデータベースのオプションテーブルで、新しいメールアドレスを指定すれば、そのアドレスに書き換えることができます。
※説明簡略化のためオプション名はnotify_newpost
としていますが、実際に運用する際は、オリジナルな接頭辞を付けるなどして、オプション名が被らないよう配慮することが好ましいです。
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