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コミュニティ活動することで報酬が発生するNEMHub
プログラミングが好きな方は、オープンソースなどコミュニティ活動もされている方が比較的多いように思います。しかし、コミュニティ活動を行っても、目に見える報酬にはならないことが多いです。
- コードを書く
- フォーラム等で回答する
- ドキュメントを書く・翻訳する
↑のような活動は、地道な普及活動として重要です。しかし、今までは、このような活動から報酬を得るのは難しかったです。
これを解決してくれたのが NEMHub です。
NEMHub
NEMHub とは、ブロックチェーン技術 NEM/Symbol に関心のある人たちのコミュニティサイトです。大きな特徴は、ブロックチェーン技術の普及活動を報告するとポイントが獲得でき、そのポイントに応じて報酬が付与されることです。
- ブロックチェーンを使ったプログラムを書く
- ロゴなどをデザインする
- 開発版プログラムを試してみる
- 記事を翻訳する
- ツイッターで宣伝する
- アイデアを出す
などを行うと、報酬が貰えます。
↓では、私の活動例を紹介します。
実践例1 WordPressプラグインを無償公開
ブロックチェーンSymbol の特定のモザイクを持っていたら、WordPressの権限を変更するプラグインを作成しました。
- WordPress管理画面で、Symbolノード、MosaicのID、Mosaicの必要量、Mosaic所有者に付与する権限を設定する
- ユーザーは、自分のウォレットアドレスを入力する
- WordPressがウォレットの情報を取得しに行き、モザイクを持っているユーザーの権限を変更する
↑管理画面(wp-admin/options-general.php?page=symbol_api_settings) で、
- Symbolノード
- MosaicのID
- Mosaicの必要量
- Mosaic所有者に付与する権限
をそれぞれ設定します。
↑ユーザープロフィール設定画面(wp-admin/profile.php)で、
- Symbolのウォレットアドレス
を設定します。
コードはgithubで公開しています。
実践例2 ブロックチェーンを使ったアイデアを提案
購入価格以下なら転売可能なチケット販売システム を提案しました。
- 「チケット購入」と「代金支払い」を、アグリゲートトランザクションとして登録する
- そのトランザクションを参照すれば、「チケットをいくらで購入したか」が分かる
- 「購入時の金額以下」であればチケットを転売可能にする
(アグリゲートトランザクションは、Symbolブロックチェーンの機能の一つで、複数の取引をまとめたものを一つのトランザクションとして記録しておく。)
実践例3 コミュニティへの参加方法を書く
NEMの技術文書の翻訳に参加する方法という記事を書きました。
- Transifexアカウントを作る
- symbol-docs teamに参加申請する
- 翻訳作業する
コミュニティメンバーが評価する
↑のような活動を行い、NEMHub に報告を書くと、コミュニティメンバーが評価する仕組みです。
- 実践例1 「ブロックチェーンSymbol の特定のモザイクを持っていたら、WordPressの権限を変更するプラグイン」を公開する -> 79ポイント
- 実践例2 「購入価格以下なら転売可能なチケット販売システム」を提案する -> 87ポイント
- 実践例3 「NEMの技術文書の翻訳に参加する方法」を書く -> 70ポイント
が獲得できました。
報酬は
以下のように、暗号資産 XEM で、報酬が貰えています。
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