MX Mechanical Mini(ロジクールの無線メカニカルキーボード)が割と良かった、ただし
MX Mechanical Miniの茶軸を発売日(6/30)に買ってからずっと使っている。結論から先に書くと
- 物理キーレイアウト以外はかなり良い
- Mini(の日本語配列版)は物理キーレイアウトが独特なので、省スペースに強い拘りがなければフルサイズのMX Mechanicalがプログラミング用途には無難
- Miniでもキーバインドを弄れば基本的には問題ない。弄らないときつい。
- 今だったら同じロジクールで無線メカニカルでもSignature K855が(赤軸しかないが)選択肢に入ってくる
元々は仕事にMacBook、プライベートにゲーミングデスクトップを使っていたのだが、昨冬にプライベートの方をゲーミングノートへ乗り換え、それを機に有線接続だったマウスを無線(LogiBolt)接続のM650に切り替えたり、机周りの配線削減に取り組んでいた。
その流れもありマウスと同じLogiBolt接続ができ複数マシン(winとmac)でスイッチ切り替えできるキーボードとしてMX Mechanical Miniを導入した。
とてもコンパクトで電池持ちも良く打鍵感も(私の好みで)良しと、良いところ尽くしなのだが、いかんせん独特な物理キーレイアウトが慣れない。慣れの問題だろうと三週間ぐらい使ってみたが一向にどうにかなる気配がない。これは人によって症状が違ったりそもそも発症しなかったりすると思われるが私の場合は
- 右Shiftキーが異常に小さく、(私の場合は)右Shift同時押しで出力していた<>?_+*{}""辺りのプログラミングで頻繁に使う記号が不発しまくるというか97%ぐらい失敗する
- enterキー右側に密接しているhome/end/pg up/downキーを一時間に一回ぐらい誤爆する
- 左ctrl+5を押そうとしてwinキーを誤爆しまくる(ゲーム時のみ必要な操作)
といった症状が深刻だった。
英語配列での右Shiftキーの参考画像
日本語配列での右Siftキーの参考画像
vimでもキーボードでもなるべく標準状態で使いたい派(vim使ってないけど)なのだけれど、大枚叩いたキーボードが実用できないというのは悲しいのでキーバインドを変更する事で改善を試みた。
Macでの設定
homeキーからpg dnキーまでをLogi Options+という標準ユーティリティで無効化している。ただしその他のキー設定はLogi Options+からはできないのでKarabiner-Elementsを使っている。
- grave accent and tildeにF13というのは半角全角キーに入力モード切り替えを割り当てる設定
- 左ctrlにcmdを割当
- 左optにctrlを割当
- 右cmdにもctrl割当
- up arrowにshift割当(元のshiftキーはそのままでその右隣にあるup arrowもshiftキーとして使う)
辺りを設定している。最後のshiftキー増量以外は別になくても今までは問題なかったのだが、1つのキーボードをWinでもMacでも使うようになるとよりコンテキストスイッチのコストを感じるようになったので操作感を統一するために設定している。
Windowsでの設定
Macと同様にhomeキーからpg dnキーまでをLogi Options+という標準ユーティリティで無効化している。それ以外のキーについては、アプリケーションを使わずレジストリを直接編集する事でキーバインドを変更している。
shiftキー増量などはMacと同じだが、追加でwinキー誤爆を防ぐためにwinキーを無効化している。
物理的な改善
元々のやたら小さい右Shiftキーに加え、その右隣にあったup arrowもShiftキーとして使うのだが、物理キーが二つに分かれているとやはり押しにくいので、ダイソーで買ったプラ板を切ってセメダインBBX(後からはがせるセメダイン)でくっつけて使っている。
使用感は全く問題ないのだが見た目がひどいのでどうにかしたい。
todo
改善の結果
特に問題なく満足して使えている。せめて右Shiftキーさえ普通のサイズなら最初からもう少しスムーズに使えたのにと惜しい気持ちはある。でもコンパクトなのはやっぱり良い。
Discussion
右SHIFTマジつらいですよね…
Logiboltは好きなのでK855に変えるか悩んでます。
ついこの間発表された for mac版が実質的に英配列になってて右shiftも若干長くなってたので、個人的にはそれが狙い目かなって思ってます