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老人スマホからiphoneへの移行

Otogawa Katsutoshi(oto)Otogawa Katsutoshi(oto)

最初に

スマホの移行というより、老人たくのパソコン周りの環境を変える
今よりよくするというのが本当の目的で、
老人がスマホの使い方を覚えるというより、スマホやパソコンを使って、本人や
周りのIT介護を楽にすることが狙いです。

空いた時間やお金で孫に会ったり、友達付き合いを活性化させて、
老人のQOLを上げましょう。

androidよりiphoneの方が良い理由

  1. バックアップ、リストアが簡単(いくらでもミスれる環境を作れる)。
  2. パソコンとスマホとの同期が簡単なため、パソコンで事務作業もする家賃収入がある、周りとの付き合いが結構あり年賀状もよく出している、友達付き合いでパソコン作業を頼まれることが多い人などは連絡帳やメモの同期はかなり強力な機能になる。
  3. 上のことは老人宅にwifi環境がなくても成り立つ。iphoneとmacをUSBで接続するだけである。
  4. appleのサポートが丁寧。サポートへの電話番号が0120始まりなので無料。
  5. mac、iphoneともに安く調達(macはメルカリでも2万から3万でopen core経由で最新のOSがインストールできてちゃんと動くPCが手に入る。iphoneもSE系列ならSE2が2万で手にはいる。)できるし、合わないと思ったら高くも売れる。
  6. word、Excelなどのショートかっとを覚えておらず、macroを使うこともないので、ms officeを導入するメリットが少なくて、mac, iphone標準のpages、numbersで対応することが十分に可能。
  7. 老人でも使っている人がそこそこいるため、周りのサポートがしやすい。また、若者に手伝ってもらいやすい。
  8. iOSのサポート期間がandroid osの比較にならないぐらいめちゃくちゃ長い。実はiphone 7もまだ保守されているため、ios 15のアップデートがまだ続いている。
  9. 今後、iphoneを壊したりした場合や新しいiphoneへの移行もめちゃくちゃ楽になる。
  10. 老人のアカウントを遺族アカウントにして亡くなった場合のデータ管理
  11. 老人をicloudのファミリーに入れて老人の場所の管理を家族の他のiphoneからできる。簡単な安否確認。
  12. 老人がairtagを使って物を探すことができる。また、iphone X以降のスマホのOSならファミリーならairtagが他のファミリーから見えるように設定できる。ファミリーのグループに入ると他のグループには入れない。
  13. mac bookairかmac bookproならどっちも普段使いできるスペックならmacbookairの方を推奨します。充電器がmacbook proの方がトラブルが多いからと、macbook proの方が重いため、老人に厳しいです。
  14. thunder bolt 3より採用前のPCをお勧めします。これはusb typeA出ないと周りのUSBが使えない可能性があるからです。thunder bolt3の方が安いなら積極的に行う必要はないです。

上のことはスマホだけ考えてもandroidでは成り立たないし、スマホとパソコンを合わせて考えるとwindowsとandroidは成り立た図、iphone, mac両方を導入する強い理由になる。

デメリット

  1. 年賀状、葉書アプリが宛名職人のほぼ寡占状態で他の選択がない。
  2. 複雑な書式になっているものはちゃんと開けない可能性がある。
  3. windowsのゲームをやりまくっているなら無理な可能性あり。

1, 2はぶっちゃけappleは悪くないので
3の人ならITリテラシーがあるのでandroidでもいい可能性はある。

老人スマホからiphoneへの移行手順と確認すべきこと
パソコンも合わせて考える。

  1. 老人スマののsimカードがnanosimかどうか。最近のスマホはどれもnanosimだが老人スマホだと
  2. 電話帳、連絡帳の件数とどの程度情報が整理されているか?(例えば、じじ会長と吉田という人物が同じだが、別人物で入っていたり、田中良紹、 田中良紹携帯とスマホ、自宅で分かれていることがある。女性だと苗字が変わってしまって、)
  3. 連絡帳でよく使う人物をワンプッシュとして登録しているかどうか?連絡帳の検索が苦手なので、なるべく使わないためにワンプッシュで登録していることがある。
  4. 電話がかかってきた時の着信音がどうなっているか?老人スマホにありがちの「電話です...電話です」と喋る着信音なら他のスマホに変更した時に電話がかかってきたのか分からない可能性がある。
  5. 時間ごとにアラームが鳴るように設定されているかどうか?12時に薬のアラーム、16時に目薬のアラームと決まっていることがある。それを設定する必要があるかどうか?
  6. メールを使っているかどうか?老人スマホでもlineの設定をしていることがあるので、メールアドレスを使っている時がある。
  7. ネットワーク暗証番号を管理しているかの確認。
  8. プリンターの型番。macやiphoneで印刷できないぐらい古いなら新しいものを買うことを強く推奨します。古い物だとインク代が大きくかかることがあるし、印刷したいときに使えない。wifi環境があってコンビニが近いならnet printを使うことも手です。
  9. wifi環境があるなら、最新の物に変えること。値段と強さ、管理のしやすさ的にtp-linkのwifiルーターがおすすめです。これを家族がどの程度いるかで判断。
  10. スマホカバーと、画面保護のフィルム。画面保護のフィルムは高めの物かつガラスでないものを使いましょう。ガラスだと押した感覚が固くて分からない可能性がある。普通に落として困ります。スマホカバーはいろんなものが入れれるおばちゃんが使う系のものが好ましい。
  11. 筆職人、筆ぐるめなどのアプリに入っているデータ。データのexportができないなら手入力
  12. 連絡帳が半角カナ入力かどうか。半角カナならデータ移行時に全て全角カナに直すこと
  13. 万歩計アプリを使っているかどうか?
  14. テレビに入力切り替えでパソコンとhdmi接続できるようになっているかどうか?hdmiケーブル買いましょう。

電話帳、連絡帳は最新の注意を持って扱うこと。
老人は

スマホの操作を教える時に気をつけること

  1. 強く押しすぎないように教える。
  2. なんかよくわかなくなったら、ホームボタンを押すことを教える。
  3. 爪をちゃんと切ることを教える。
  4. 文字では無く、アイコンの絵で操作を教える。
  5. 手順書を作るなら何度もミスった時に作り、スクリーンショット付きの文書をプリントアウトすること。

最初から手順書作ると範囲広すぎて何書いたらいいかわかりません。
また、あることに安心感あって覚えません。

おそらく混乱するのが電話アプリと連絡帳の操作です。

電話アプリから連絡帳が見えることと、
お気に入り登録があることが混乱の元になっていて、
お気に入りは使わずに、よく使う電話先だけウイジェットとして外に出しておくことをお勧めします。

入れたほうが良い、表に出して良いアプリ

  1. line
  2. mitene
  3. 探すアプリ
  4. 万歩計(使うのなら)
  5. 写真
  6. カメラ
  7. 連絡帳
  8. アラーム
  9. 時計

逆にメールやSMS、リマインダーはiphoneを使いこなせるようになるまでは表に出さずに隠したほうが懸命です。

リマインダーは老人には正直操作が難しいです。

無効にしておいた方が良いもの

safari、SMSやメールに変なURLが載っていてクリックしたときに変なサイトに誘導されないように無効にしておきましょう。