JP_Stripe 金沢#2 20241006
前提:自分が理解した後の言葉で書いているので、「一言一句登壇者のまま」ではない。理解できていないものは言語化されていない。
JP_Stripe 金沢
2020年に初回があり、今日はめちゃくちゃ久しぶりの2回目で、リブート会である
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Togetterまとめ
EC/D2C/サブスク等 オンラインビジネスで収益を上げる際の、Stripeの使いドコロ
Stripe 小島さん
RevOps:DevOpsのイメージで、売上を上げ続ける仕組み(と理解した)
Stripeの「簡単に実装できる」は、開発者体験はとても高い。
しかしそれだけではビジネスサイドのメリットとして認識されない。
意思決定者から出る言葉は 「で?(それでいくら売り上げが上がるの?)」
この間をつないでいくのがRevOps。
こういう本もある
レベニューオペレーション(RevOps)の教科書 部門間のデータ連携を図り収益を最大化する米国発の新常識(MarkeZine BOOKS)
Stripeから支援できる領域もある。
例えばダッシュボード。売り上げ、チャーン、入金状況が直感的に見れることで、「これがほしい」という意見に変わることもあるとのこと。
小島さん、懇親会でお話しさせていただいたが、特に Stripe は、ビジネスサイドやオペレーションサイドに認知された方が、導入プロセスがよくなりそうと感じた。
EC / サービスのコストパフォーマンスをStripeで高める3つの方法
Stripe 岡本さん
金言 開発量と売上は比例しない
■アプリケーション開発における課題
- 開発できる人がいない
- イニシャルコストをおさえる → 作らずに実現できないか
- 開発のための時間が足りない
- 固定費をおさえる → 今のコストはいくらか、自動化できるタスクはあるか
- 作ったものの売上が足りない
- 迅速に最初の売上を獲得する → いつ・誰からどうやって請求するか
■ノーコード/ローコードツール導入時のポイント
- そのツールに要件や業務を合わせることはできるか?
- データやイベントをシステムと連携することができるか?
- いつまでツールの仕様に追従すべきか?
- 標準のコアとして使い続ける
- API組み込みへの移行を検討する
- ノーコードでもAPIでも使えるサービスを使う ←Stripeはこのポジション
Stripe は、
- Elements(API組み込み)
- Checkout(ローコード)
- Dashbord Payment Links(ノーコード)
の実装方法があるが、内部的にはラップしてローコード、ノーコードの仕組みを用意しているので、複数の方法でオペレーションしても問題ない。
サブスクリプションビジネスが黒字化するまでの期間=2年といわれていたが、実際はもっと短期で回収したい、2年も待てないことが多い
コストの面で、単に「決済手数料」のみと比較されることが多いが、それは氷山の一角で。
それ以外にかかっている、売上に関わるオペレーション全てを振り返って考えることで、本当の意味でのコストが可視化される。
Next.jsでStripe Identityによる本人確認を実装した話
栗原さん
Stripe Identity が日本で GA されたのが2024年7月18日。(それまでは招待制ベータ)
日本GA後、JP_Stripe での初めての事例発表らしい。
いわゆる eKYC。
開発環境へ実装すると、スマホでテストできる sandbox が使えるようになるので、ここで
- 成功/失敗など各ケースのテストができる(コンボボックスで用意されている)
- ユーザー体験のプレビュー 機能で、実際のユーザーの手順を試すことができる
というすばらしい開発者体験が用意されている。
eKYC は今後ますますニーズが高まるだろうから、契約、支払い、本人確認を Stripe で行えるのはとても便利だろう。