OSS コントリビュートの実績を解除した
はじめに
「OSS コントリビュート」良い響きですね。
エンジニア歴5年目にしてようやく実績を解除しました。
記念に実績解除までにやったことを残しておきます。
きっかけ
Go で OIDC の RP を実装する上で zitadel/oidc というライブラリを活用していました。
このライブラリを使って ID トークンの署名検証を実装していたのですが、うまく動きませんでした。
OIDC では OpenID Configurationを確認すると OP がどんな方式で署名を行なっているか確認できます。
しかし、 zitadel/oidc の実装を見るとこの情報を取得はしていましたが実際の署名検証処理ではこの設定が利用されていませんでした。
issue を作成!
zitadel/oidc
は issue を作成する際、下記画像のように選択肢が出てきます。
(GitHub にこんな機能があったなんて知りませんでした。)
Bug Report と迷いましたが、Proposal / Feature request を選択しました。
私は英語力に自信がありません。なので全力で翻訳機能に頼りました。
実際に作成した issue はこちらです。
PR を作成!
issue を作成してしばらくすると返信がありました。
We are open for a PR.
お、これは修正の PR を作っていいよということかな?
このコメントをいただいたことで修正へと踏み出せました。
そして実際に作成した PR はこちらです。
ブランチ名やコミットメッセージなどは過去のものを参考にして考えましたが、そこまで統一感があるような感じではありませんでした。
テストの書き方がいまいちわからなかったのですが、質問をし丁寧な回答がいただけたので無事実装をすることができました。
(httptest.NewServer() を初めて知りました。)
Merged !
approve をいただきマージされ無事リリースされました!
おわりに
OSS へのコントリビュートを通じて GitHub の機能だったり、テストの書き方など新しい発見があったのもよかったです。
また、コードリーディングをしているときに軽微な実装漏れを見つけたのでこちらの PR で修正しました。
これからも OSS コントリビュートしていきます!
余談 ...
このコントリビュートをしたあと GitHub のアイコンを変えたのですが、
README.md の contributors のアイコンが更新されないみたいです ...
新しくコミットしないと反映されないのかな
Discussion