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ChatGPTを使っているのは、ほんの一部の人だけ!?ChatGPTの利用状況について1000人に聞いてみた

2023/05/10に公開

最近話題の「ChatGPT」ですが、果たしてどれくらい使われているのでしょうか?

私自身、毎日ChatGPTを活用しており、職場(IT係)でも周りのほとんどの人が使ったことがあるため、かなり普及していると感じていました。しかし、プライベートの友人たち(IT系はいない)の中では、使っている人がほとんどいません。

そこで、「もしかしてChatGPTは、実はほんの一部の人たちだけで使われているのかも?」 と疑問に思い、1000人にアンケートを実施しました。

この調査では、ChatGPTの普及状況や今後の広がり、そしてChatGPT Plusについても触れています。驚くべき結果が明らかになりましたので、ぜひ最後までお楽しみください!

アンケート回答者について

  • 調査概要:ChatGPTの利用についてのアンケート
  • 調査期間:2023年5月5日〜2023年5月8日
  • 調査人数:1,000人
  • 調査対象:全国の10代~70代男女
  • 調査方法:インターネットでのアンケート

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アンケート回答者の男女比は半々で、年代は30代~40代で半分以上を占めています。

回答者の職業や勤務先の業界は以下の通りです。
「その他」がかなり多くなってしまったので、選択肢の作り方をちょっとミスった感はありますね...
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ChatGPTの認知率は86.4%!!

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まず、「ChatGPT」自体を知っているかどうかを尋ねたところ、なんと86.4%もの人が「知っている」と回答しました。

正直、まだ一部の人しか知らないと思っていたので、こんなに高い数字には驚きました!

インターネットのアンケートなので、普段からネットを使っている人が多いというバイアスはありますが、それでも驚くべき結果です。

以下のアンケートはそれぞれ2023年の2月と3月に行われたもので、その時点では「ChatGPTを知っている」という人は30%程度でした。

今回のアンケートと比べると認知率が半分以下という結果ですが、この2~3ヶ月で何が起きたのでしょうか?

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000068054.html

https://productzine.jp/article/detail/1677

Googleトレンドによると、2023年の4月ごろから検索数が急上昇しています。

2023年3月末ごろに国会でChatGPTの話題が取り上げられたり、少しずつ世間に認知されてきた可能性が高いです。

特に、4月10日に首相がOpenAI社(ChatGPTの運営会社)のCEOと会ったことで、ニュースでも大きく報道され、検索数が急激に増えました。

その後、各都道府県の知事がChatGPTの利用について言及するなど、ニュースや新聞でChatGPTという言葉を目にする機会が増えました。

だからこそ、2023年2月と3月のアンケート結果と比較して、認知度が大幅に上がったのでは予想されます。

もうChatGPTは国民の多くが認知しているツールになっているのですね。

ChatGPTの利用率

それでは利用率はどうでしょうか?

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次に、「ChatGPT」を利用したことがあるかどうかを尋ねたところ、無料版を使ったことがある人は29.7%でした。

認知率が86%ある中で、実際に利用したことがある人が30%程度と、知っているけど使ったことがない人が多いことがわかりますね。

ただ、国民の3割が少なくとも一度はChatGPTを使ったことがあるというのは驚きですね。

一方で、ChatGPT Plus(有料版)を利用したことがある人はわずか1%でした。

無料で使えるChatGPTでも日常使いには十分ですし、月額2000円以上もかかる上に利用制限があることから、有料版は興味が強いユーザーだけが使っているようです。

性別、年代別、業界別のChatGPT利用率については、以下のページで詳しく解説しています。興味がある方はぜひご覧ください。

https://generativeinfo365.com/?p=205

ChatGPTを使いこなすだけで使っていない人と大きく差が出るのは確実

アンケート結果から明らかになったことは、ChatGPTの認知率がなんと86.4%にも達し、無料版の利用率は29.7%で、国民の3割が少なくとも一度は試したことがあるということです。

しかしながら、有料版のChatGPT Plusは利用率が1%と、興味津々なユーザーが中心だという結果が得られました。

このデータから言えることは、今後ChatGPTの利用率はさらに拡大することは間違いないので、今後の時代を見据えた場合、ChatGPTの活用がビジネスや日常生活において大きな差を生むと予測されます。

結局のところ、今後の成功において、ChatGPTの使いこなし方が重要な要素となることは間違いないので、早いうちから使い方に慣れ、時代の変化に適応していくことが求められることでしょう。

今回のアンケートは全体の認知率や利用率以外にも、性別、年代別、業界別の利用率や、ChatGPTを利用している人の普段の利用方法や今後についてのアンケートも行なっています。

そちらの結果は以下のページでまとめているので、興味がある人はこちらも参考にしてみてください!

https://generativeinfo365.com/?p=205

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