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MariaDBをVNetに接続する (Azure)

2023/02/24に公開

はじめに

MariaDB と Azure Functions を同一の VNet に接続しようとしたが、なぜか MariaDB を VNet に接続できなかったので、その原因と対処法をまとめます。

結論

MariaDB のコンピューティングレベルが Basic の場合は VNet に接続できません。

対処法

MariaDB のコンピューティングレベルを「汎用」に変更します。
または、MariaDB のコンピューティングレベルを「メモリ最適化」に変更します。

コンピューティングレベルとは

MariaDB のコンピューティングレベルは、以下の 3 つがあります。

  • 基本 (1 か 2 個の仮想コア): 低負荷なコンピューティングと I/O パフォーマンスが必要なワークロードに最適
  • 汎用 (2 から 64 個の仮想コア): 最も一般的なワークロード用のバランスの取れた構成
  • メモリ最適化 (2 から 32 個の仮想コア): CPU に対するメモリの比率が高い環境を必要とするワークロードに最適

「基本」の場合は、VNet に接続できないようです。
ちなみに、「基本」の場合は 5 千円程度かかるのに対して、「汎用」は月に 1 万円弱かかります。
高いですね。

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