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PyAutoGUIでYouTubeのプレイリスト自動再生プログラム作ってみた
TL;DR
今回は,PyAutoGUI で YouTube のプレイリスト自動再生プログラムを作成する方法を紹介します。
作成理由としては,勉強する際に自身で Youtube を検索すると,ホーム画面に表示されたおすすめの動画に気を取られてしまい,勉強に集中できないことがあったためです。
⚠️:動画のサイズ上,圧縮してデモ動画を掲載しているので,動きが遅いですが,実際の動作はもっと速いです。
こちらのリポジトリに,スムーズな動画を掲載しています。
PyAutoGUI とは
- PyAutoGUI は,Python で GUI 操作を自動化するためのライブラリ
- マウスやキーボードの操作を自動化することができる
さらに詳しく知りたい方は,こちらの動画がオススメです
インストール
pip install pyautogui
作成したプログラム
import pyautogui # マウスとキーボードを自動制御するためのPyAutoGUIライブラリをインポート
from time import sleep # プログラムの実行を一時停止するためのsleep関数をインポート
# ブラウザでYouTubeを開くための一連のコマンド
# 画面上の座標(400, 50)をクリックして、ブラウザのアドレスバーにフォーカスを移動
pyautogui.click(400, 50)
# アドレスバーに「youtube.com」と入力
# PyAutoGUIのtypewrite関数を使用して、指定された文字列を自動入力
pyautogui.typewrite("youtube.com")
# Enterキーを押して、URLに移動
# typewrite関数の特殊キー入力機能を使用して、Enterキーの押下をシミュレート
pyautogui.typewrite(["enter"])
# YouTubeのページが完全に読み込まれるまで5秒間待機
# ページの読み込みが完了する前に次の操作を行うことを防ぐため
sleep(5)
# 画面上の座標(150, 390)をクリックして、プレイリストボタンを選択
# YouTubeの左側メニューにあるプレイリストセクションに移動
pyautogui.click(150, 390)
# プレイリストページが読み込まれるまで2秒間待機
# ページの遷移とコンテンツの読み込みを待機
sleep(2)
# 画面上の座標(450, 590)をクリックして、勉強用BGMのプレイリストを選択
# 注意:画面の解像度やブラウザのウィンドウサイズによって、
# 正確な座標は異なる可能性があるため、個々の環境に応じて調整が必要
pyautogui.click(450, 590)
上記の Brave ブラウザで,Mac Book Air の 13.6-inch (2560 × 1664)の画面に対応しています。
プログラムを実行する際には,自身の環墩に合わせて座標を調整してください。
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