Flutterアプリのバージョン管理、OSごとに分ける?それとも統一?
こんにちは!Flutterでアプリ開発をしていると、「iOSとAndroidでバージョンを揃えるべきか?」「片方だけでバグが起きたらどうする?」など、悩むことがありますよね。
でも個人的には、Flutterの強みを活かして、できる限りバージョンは統一する方が良いと思っています。理由を整理しながら、どのように対応するべきか一緒に考えていきましょう。
OSごとにバージョンを分けたくなるとき
まず、なぜバージョンを分けたくなるのか、考えられる場面をリストアップしてみます。
分けたくなる理由
- OS固有の機能や動作に合わせたい
- iOSのバージョンアップで急に機能が使えなくなった
- Androidだけ動作が重いと報告が入った
- 古い端末でバグが発生した
- 規約変更で特定のOSで機能を削除しなければならない
- iOSの新しい機能に早急に対応する必要が出た
- 片方のOSだけで不具合が出ることがある
こうした状況では、OSごとにバージョンを分ける方が都合が良いこともあります。ですが、バージョンを分けると、管理の難しさも増すことを忘れてはいけません。
バージョンを分けるメリット
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OSに特化した調整ができる
→ iOSの新機能に即対応、AndroidのUIや機能を最適化など、OSごとに最善の変更が可能。 -
不具合を迅速に修正可能
→ 片方のOSだけでバグが発生した場合、そのOSだけの修正版を即時リリースできる。 -
強制アップデートができる
→ Androidのみの重大なバグに対して、Androidユーザーだけに早急なアップデートを強制できる。
バージョンを分けるデメリット
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管理が複雑になる
→ 「iOSは1.2.3、Androidは1.2.9」のようになると、どのバージョンがどんな内容だったか把握しにくくなります。 -
ユーザーにとって混乱しやすい
→ 「Androidが1.2.9でiOSが1.2.3?どっちが新しいの?」とユーザーに不安を与える可能性があります。
やっぱりバージョンは統一したい!
私は、Flutterの特徴を活かして基本的にはバージョンを統一する方が良いと考えています。Flutterでは同じコードで両OSに対応できるので、あえてバージョンを分けると管理が煩雑になり、開発スピードも落ちがちです。
なるべく両OSで同じバージョン番号を使うことで、開発も運用もシンプルにできます。
片方だけの不具合にはどう対応する?
ただし、リリース後に片方のOSで不具合が発生することもあります。その場合、OSごとにバージョンを一時的に分けるという対応が必要になることもあります。
一時的なバージョン分けの例
既存バージョンが1.2.2の場合
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Androidだけを1.2.21にアップデート
→ 一時的にAndroidのバージョンを1.2.21にして不具合を解消します。 -
次回のアップデートで再びバージョンを揃える
→ 次のリリースで、両OSを1.2.3のように統一して、バージョンのズレを解消します。
このように、あくまで例外的にバージョンを分ける対応をすることで、ユーザーに不具合が影響しないようにしつつ、次回のアップデートで一貫性を取り戻せます。
ルールを決めておくと安心
どのような場合にバージョンを分けるか、チーム内でルールを明確にしておくことが大切です。以下のようなルールを作っておくと、迷わず対応できるようになります。
- 基本は同じバージョンを使う
- OSごとの微調整はビルド番号で管理
- OSの不具合にはサブバージョン(例: 1.2.21)で対応
- 次回のアップデートでバージョンを再統一
まとめ
Flutterはクロスプラットフォームなので、バージョンはできるだけ統一した方が管理が楽で効率的だと思います。ただし、OSごとの事情や不具合があるときは、例外的にバージョンを分ける対応も必要です。その場合は、次回のリリースで再びバージョンを揃えることを意識しましょう。
バージョン管理をシンプルにすることで、開発のスピードが上がり、ユーザーにとってもわかりやすいアプリを提供できるようになります。ぜひ、自分のプロジェクトに合った方法でバージョン管理を工夫してみてください!
この記事で紹介した方法以外に、「こんなやり方が良かった!」 という事例があれば、ぜひ教えてください!
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