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イベント資料アーカイブ: TypeScriptとの歩み そしてtRPCのなにが嬉しいのか
ミドルフェーズスタートアップにおける開発組織の課題への向き合い方 というイベントで発表した資料です。
先に資料を作り始めていたので主題に若干かすっている程度で申し訳ないのですが、チーム開発をするうえでtRPCという選択は非常に大きな役割を果たしていると感じています。
上記のスライドでコンテンツは終わりなのですが、軽く思ったことなどを書きます。(実際の発表時の資料から一部編集しております。)
- TypeScriptの完全な理解に向かうためには、リリースノートをよく読み、TypeScriptをよく触ることだろうな、と思いました。
- tRPCはきっと失っているものもいくらかありますが、適切でミニマルな抽象を提供し、スタートアップの大変さ(時間、予算)の中で確実に威力を発揮するとは思います。
- 現に実際に契約いただいたうえでお客様がすでに、日々利用しています。それだけでも十分にtRPCの価値は認められるでしょう。
- 一方で辛いところといえば、やはりJSONですべてを表現しなければ行けないというところでしょうか。特に、zodベースであり、zodは再帰的な構造の表現や名前を持った区別可能なクラスを表現したり、メンバ関数を持つといった表現はできないので、そういった辛さはあると思います。あくまでもBFF、もしくはそれより多少強化されたシステムに向けたものが良いでしょう。オブジェクト指向のような表現力には乏しい・相性がよくないと考えたほうが良いでしょう。
- もっといろいろアウトプットしないといけないなと改めて感じました。
最後に、今回の機会を設けていただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
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convers39 (zenn) もちょうど同じチームのメンバーです。よく記事をコンスタントに書いてくれていて、私と一緒に議論した内容のものがまとまっているものもあったりするので、ぜひ見ていってください。
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