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【Salesforce】Lightningアプリケーションとオブジェクトの関係
第1章:Salesforceの全体像
Salesforceとは?
- クラウドベースの業務アプリケーション
- 顧客管理(CRM)や営業支援、サポート業務などに利用
- データの中心は「オブジェクト」
第2章:アプリケーションとは何か?
アプリケーションの定義
Salesforceにおけるアプリケーションは、
"オブジェクトやタブ、機能をまとめたメニューセット"
です。スマートフォンのフォルダのようなイメージです。
具体例
アプリ名 | 含まれる主なオブジェクト |
---|---|
営業アプリ | 取引先、商談、ToDo、レポート |
サポートアプリ | ケース、取引先責任者、ナレッジ |
同じ「取引先」オブジェクトは、複数のアプリに含まれていてもOK。
第3章:オブジェクトとは何か?
オブジェクトの定義
- データを入れる“箱”のようなもの
- Excelで言えば1つのシートに近い
例:取引先オブジェクトの中身
項目名 | 内容例 |
---|---|
会社名 | 株式会社ABC |
住所 | 東京都新宿区〜 |
電話番号 | 03-1234-5678 |
このように、オブジェクトは項目(カラム)を持ち、データ(レコード)を格納します。
第4章:Lightningアプリケーションの作成手順
作成の流れ
- [設定] > [アプリケーションマネージャ] を開く
- [新規 Lightning アプリケーション] をクリック
- アプリ名やロゴ、色などを設定
- ナビゲーションバーに追加するオブジェクトを選択
- 利用できるユーザープロファイルを指定
- [保存して完了]
例:Energy Consultations アプリ
設定項目 | 値 |
---|---|
アプリ名 | Energy Consultations |
色 | #FA8B05 (オレンジ) |
ナビゲーション | ホーム、Chatter、取引先、エネルギー監査、商品、ToDo |
対象ユーザー | システム管理者 |
第5章:データの共有と一貫性
データはどこに保存される?
すべてのアプリで使う「オブジェクト」に保存されます。
よくある誤解
「アプリごとにデータが別になるのでは?」
→ いいえ、アプリが違っても、同じオブジェクトを使えば同じデータを見ます。
例
- 営業部が入力した「取引先ABC」の情報を、サポート部のアプリからも閲覧可能(権限があれば)
第6章:まとめとベストプラクティス
- アプリは "見せ方" のセット。中身(データ)は共通。
- 必要に応じてアプリを複数作り、ユーザーごとに最適なUIを提供
- 権限管理やページレイアウト設定で、柔軟に運用
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