AIエディタ Cursor で 2024年の学習効率を上げていこう
はじめに
オープンエイトでCTOをしている @histake です。2023年はChatGPTの登場から様々な行動が変わった1年だったと思います。このパラダイムを理解するだけでなくしっかり体験し、アンラーニングをしていくことが大事だと考えます。
本記事では、2023年にアップデートしたプログラミング体験に不可欠だった、「Cursor」というエディタを紹介します。
「The AI-first Code Editor」 Cursor
「Cursor」とは、まさにAIを使ってプログラミングをするために設計されたエディタとなります。ダウンロードは下記のURLから可能です。
UXがAIを前提としたプログラミングに特化しているためスムーズにAIが利用できます。また、Cursorは、VS Codeをforkして作られています。そのため、VS Codeを使っている人は拡張機能含めて基本的な機能はVS Codeをそのまま引き継げますので初期の学習コストなく移行できます。
基本的な使い方
エディタのUIにもショートカットヒントがわかりやすく紹介されていますので、基本は迷わずに使えると思いますが、基本的には下記の2つのみをまず覚えて試して見るだけで良いです。
(Macの場合)
・「⌘+K」: 既存のコードに対して変更をリクエストする
・「⌘+L」: チャットで現在のコードベースに対しての質問をする
その他もいくつか機能がありますので、公式のドキュメントを参照してください。
コードの品質としてはどうか?
コードの品質としてはどうか?という問いに対しては自身が出す指示や、プロンプトにも依存しますので、Cursor単体では判断が難しいでしょう。サンプルのコードを載せますが、設計までを任せることは現時点では難しいと思っています。ただし、頭の中の設計をコードに落とす時間は劇的に短縮されました。
僕の場合は、まずたたき台のコードを作ってもらい、そこに対して自分でコードレビューを行っていうというような使い方をしています。
また、新しい言語の習得のときもAIにたたき台のコードを生成してもらい、言語のより詳細なドキュメントを見に行くなどをし、新言語を習得時にありがちなまず何を調べていいかわからない。のようなつまずきも減っていくと思います。
最後に
2023年に出てきたAIは、ChatGPT以外にも様々なプレイヤーが登場するでしょうし、2024年にはよりアプリケーションに適用されAIドリブンな体験へと落とされていくと思います。2024年もより継続して自身のアンラーニングと新しいパラダイムの積極的な取り込みを行っていきたいですね。
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