FileMaker Data API を実行の闇
いつも思うことだが、FileMakerのヘルプの出来はイマイチ
たまに間違って記述されてることもあったり、
そしていつの間にかシレっと直ってたりするのが、Clarisクォリティ
こういうヘルプって、ホント出来の良さ悪さが如実に出るよな
先日、楽天からアンケートがきたが、何のアンケートかっていうとAPIに関するヤツ
認証の仕方であったりレスポンスであったり、どうですか?ってな内容
私は取り敢えずいたるところの記入欄で
「とにかく仕様書が見辛くてゴミ過ぎる」
と書いておいた。
Amazonも大概だが楽天もなかなかドキュメントが酷い
唯一まだまともかな?と思えるのはヤフー
ただまぁ、楽天はアンケート取るくらいだからまだ良心的
そうじゃない会社もあるしな
なぁ?聞いてるか?Clarisとかいう会社
で、
相変わらず酷いなと思ったのは、FileMaker Data API を実行 のヘルプ
そこを見ていく
公式ヘルプはここね
何が酷いかっていうと、ここの例3の記述
FileMaker Data API を実行 [選択 ; ターゲット: $$result ;
JSONSetElement ("{}" ;
["layouts" ; "Products" ; JSONString] ;
["query" ; "[{\"在庫\":\"<40\"}]" ; JSONArray] ;
["sort" ; "[{\"fieldName\":\"在庫\" ,
\"sortOrder\":\"descend\"}]" ; JSONArray]
)]
変数を設定 [$$result ; JSONFormatElements ($$result)]
なんだよ、このエスケープを多用した記述は
誰得なんだよ
初心者が見たらパニくるっつーの
JSON 関数の使い方のヘルプからして大概だからな
ヘルプのヘルプが要るレベル
というわけで、
FileMaker Data API を実行 の例3を、本来必要な説明を加えて補強しながら、
どう作ったら簡単かを追記していく
まず、
公式の記述では端折ってあるが、action
とversion
はちゃんと記述しておいた方がいい
JSONSetElement ( "" ;
[ "action" ; "read" ; JSONString ];
[ "version" ; "vLatest"; JSONString ]
)
こんな風に
デフォルト(暗黙)の処理は〇〇なので、っていうのを信じてると痛い目みる
例えばFileMakerのcURL
で、メソッド(GTEやPOSTなど)を記述しなかった場合、
予想外の動きになって大変困ったことがあった
それ以来、デフォルト処理を信じないと強く心に決めた
なので、
記述しておいた方がいい、Clarisはシレっと仕様変えるので