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お名前メールとRoute53を併用する方法(Gmailおまけ付き)

2022/08/12に公開約2,400字

概要

お名前メールを使用するには、お名前.comの対象ドメインのネームサーバ設定で、所定のサーバを指定する必要があります。


ですが、Route53を使用する場合はAWSのサーバを指定しなくてはならず、やりたい事が競合しています。


上記の問題について、本記事ではどのように設定すればお名前メールとRoute53が併用できるかを記載していきます。

ちなみに、お名前.comのネームサーバ設定に、お名前メール所定のサーバとAWSのサーバをすべて含めてもダメです。(参照先のネームサーバが不安定なため、Route53で設定した場所にルーティングできたり、できなかったりします。)

設定の流れ

  1. お名前.comのネームサーバ設定で、一旦所定のサーバを指定する
  2. この状態でWebツールを用いてDNSレコード情報を確認して控えておく
  3. お名前.comのネームサーバ設定で、Route53のサーバを指定する
  4. Route53に手順2で控えた情報を登録する

1. お名前.comのネームサーバ設定で、一旦お名前メール所定のサーバを指定する

お名前.comで対象のドメインを指定して、ネームサーバ設定で所定のサーバを指定します。
ここで所定のサーバを指定する事で、手順2でDNSレコードの情報を確認することができます。

2. この状態でWebツールを用いてDNSレコード情報を確認して控えておく

DNSレコードの確認はWebツールのwhatsmydns.netを使用します。

使い方は簡単で、自分のドメインを検索窓に入力し、取得したいレコードタイプを選択して検索するだけです。

画像はMXレコードを検索した例で、赤線のレコード情報を後ほどRoute53の設定で使用するため控えておきます。

MXレコードだけではなくTXT(SPF)レコードの情報も控えておきます。

  • それぞれのレコードの意味
    • MXレコード
      対象ドメインのメールを管理するサーバーはどこかを教えてくれる
    • TXT(SPF)レコード
      メール受信者がメールを受信した際に確認しにくる情報で、メールの送信元が正しいかを検証するためのレコード
      ※TXT(SPF)レコードが無いと、対象ドメインのメールを受け取った際にメーラーによっては以下のような内容が表示され、メールの信頼度が落ちてしまいます。

3. お名前.comのネームサーバ設定で、Route53のサーバを指定する

お名前.comで対象のドメインを指定して、ネームサーバ設定でAWSのサーバを指定します。しばらくすると、手順2のMXレコードとTXTレコードが取得できなくなるはずです。

4. Route53に手順2で控えた情報を登録する

  • まず対象のホストゾーンにMXレコードを登録します。

    • 値は[優先度] [ホスト名]で登録します。
    • whatsmydns.netで控えた内容は、優先度とホスト名を:で区切っていましたが、Route53ではスペースで区切るので注意!
    • その他の設定はデフォルトのままで問題ありません。
  • 次にTXTレコードを登録します。

    • 値はダブルクォートで囲います。
    • その他の設定はデフォルトのままで問題ありません。

これで設定は完了です。手順2のMXレコードとTXTレコードが再度取得できるようになっているはずです。(Route53を経由しています。)

おまけ

【共用サーバーSD】Gmailでメールを送受信する 新規設定でお名前メールのメールをGmailで送受信できるようになりますが、メールの受信については、pop3による受信だと、かなり受信が遅れてしまうことがあるため、お名前メールのメール転送機能でGmailを指定する方法をオススメします。



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