Lyra DedicatedServer(Linux) on WSL リモートデバッグメモ

の記事で書きもれているが、VSはWSLへのリモートデバッグ機能が組み込まれているのでメモ

リモートデバッグの為に、wsl側にGDBを先にインストールしておく

Ubuntu

sudo apt-get update && sudo apt-get install gdb

oniku2929

Dedicated Serverのバイナリは「Developement Server」のままだと、ビルド時に最適化がかかってしまってデバッグしづらいので、「DebugGame Server」の構成でバイナリをビルドしなおす

oniku2929

サーバーのバイナリを先に動かしておく(LyraStarterGame/Binaries/Linux/LyraServer-Linux-DebugGame)
-メニュー「デバッグ」「プロセスにアタッチ」

oniku2929

「接続の種類」:Linux用 Windows サブシステム (WSL)
「接続先」:(対象のWSL)

「次のコードの種類をデバッグする」:Native (GDB)

oniku2929

お目当ての箇所にブレーク貼ってデバッグする

oniku2929

LLDBを使用したい場合、lldbをaptでインストールしておくことに加えて

lldb-miのバイナリを自分でビルドして、対象のWSL環境にインストールしておく必要がある

We don’t currently maintain a LLDB-mi binary for Linux. You can install LLDB and LLDB-mi with the instructions in this comment from iamWing in the C/C++ Extension for VS Code repository.

ビルド、インストールの手順

現状のUbuntu-22.04だと、LLVM14.0系がデフォルトでインストールされるので
それに合わせた手順だと以下になる。

LLVMツール類、git,cmakeのインストール

sudo apt-get update && sudo apt-get install -y clang-14 llvm-14-dev liblldb-14-dev git cmake

リンク張り替える系コマンド

sudo ln -s /usr/bin/clang-14 /usr/bin/clang &&
sudo ln -s /usr/bin/clang++-14 /usr/bin/clang++ &&
sudo ln -s /usr/bin/lldb-14 /usr/bin/lldb &&
sudo ln -s /usr/bin/lldb-server-14 /usr/bin/lldb-server-14.0.0

lldb-miのビルド、配置

cd ~
git clone https://github.com/lldb-tools/lldb-mi.git
cd lldb-mi
cmake .
cmake --build .
sudo cp src/lldb-mi /usr/bin/

これでもリモートデバッグ自体は動作するが

lldb --version
Traceback (most recent call last):
  File "<string>", line 1, in <module>
ModuleNotFoundError: No module named 'lldb.embedded_interpreter'
lldb version 14.0.0

と、バージョン確認すると怒られるので

sudo ln -s /usr/lib/llvm-14/lib/python3.10/dist-packages/lldb/* /usr/lib/python3/dist-packages/lldb/

を実行して修正しておく。