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自動デプロイ環境の構築② ステージング・本番のGitリポジトリの作成 8日目

2024/11/05に公開

はじめに

前回、自動デプロイ環境を構築するために、IISでデプロイ先であるステージング環境と本番環境のWEBサイトを構築しました。今回はコードをアップするためのGitリポジトリを作成します。

検証とステージングと本番のGitリポジトリを作成していく

まずは、作成されているリポジトリを確認すると

PS D:\works\HelloWorldApp> git branch
* master
PS D:\works\HelloWorldApp> 

masterのリポジトリがあって、今までのコードはそちらにコミットされてます。
なので、masterを検証っぽい名前に変更も行います。こんな感じ。

環境 リポジトリ名
検証 master→helloworldapp-dev
ステージング helloworldapp-staging
本番 helloworldapp-prod

既存のmasterブランチをhelloworldapp-devに変更

  1. 現在のブランチがmasterであることを確認し、以下のコマンドでmasterhelloworldapp-devにリネームします。

    git branch -m master helloworldapp-dev
    
  2. ブランチの一覧を確認して変更が反映されているか確認します。

    git branch
    
  3. 実行結果

    PS D:\works\HelloWorldApp> git branch -m master helloworldapp-dev
    PS D:\works\HelloWorldApp> git branch
    * helloworldapp-dev
    

ステージング用と本番用のブランチ作成

ステージング用ブランチの作成

  1. git checkout -b helloworldapp-staging コマンドの説明
    checkout はGitでブランチを切り替えるためのコマンドで、-b オプションを指定すると、新しいブランチを作成してそのブランチに切り替える操作を一度に行います。この場合、helloworldapp-dev ブランチから新しいブランチ helloworldapp-staging を作成し、そこに自動的に切り替わります。

  2. コマンドを実行

    git checkout -b helloworldapp-staging
    

本番用ブランチの作成

  1. 同様に、本番用のブランチhelloworldapp-prodを作成します。
    git checkout -b helloworldapp-prod
    

すべてのブランチを確認

作成したブランチを確認するには、以下のコマンドを使用してください。

git branch

実行結果

PS D:\works\HelloWorldApp> git checkout -b helloworldapp-staging
Switched to a new branch 'helloworldapp-staging'
PS D:\works\HelloWorldApp> git checkout -b helloworldapp-prod
Switched to a new branch 'helloworldapp-prod'
PS D:\works\HelloWorldApp> 
PS D:\works\HelloWorldApp> git branch
  helloworldapp-dev
* helloworldapp-prod
  helloworldapp-staging
PS D:\works\HelloWorldApp> 

これで、helloworldapp-devhelloworldapp-staginghelloworldapp-prodの3つのブランチがローカルに構築され、検証、ステージング、本番環境用として管理できます。

さて、いよいよ次回は自動デプロイ環境をCI/CD (Continuous Integration and Continuous Deployment) パイプラインを構築します。

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