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データベーススペシャリスト試験に合格

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令和3年秋にデータベーススペシャリスト合格しました。
記録として勉強内容や感想などをメモとして残します。

受験時のステータス

  • 3年目のシステムエンジニア(Webアプリケーション系)
  • 1年目に基本情報、2年目に応用情報を取得
  • 業務でSQL書くことは結構多い

点数

午前1:免除
午前2:86点
午後1:89点
午後2:70点

勉強期間・時間

期間:3ヶ月くらい
時間:100時間くらい

勉強方法

ひたすら過去問演習しました。7年分くらいを2~3周。
午前2試験なんて過去問と全く同じ問題が大量に出るくらいです。
午後試験も、過去問を理解できていれば、少し応用効かせるだけで合格点は狙える印象です。

選択問題

論理設計問題を選択しました。
※午後試験は選択式で、論理設計中心の問題か、物理設計中心の問題かに分かれます。
論理設計問題は、ミニ要件書みたいなのが渡されて、それを基にE-R図の作成や項目設定を回答するような問題形式です。
要件定義を理解する国語力と、どのようなデータ構造にしたら良いか考える力が必要です。
物理設計は計算問題があって、文系出身の私には(心理的な)ハードルが高かったです。

感想

データ設計知識の偏りを少しだけ克服

1つのシステムの保守しか経験がなかったため、データ設計の知識が偏っていました。
「既存のデータ構造に合わせてデータ設計するならこうだよね」が仕事のスタンスになっていたので、一般的にどうデータ設計するのがよいかがわからずでした。
データベーススペシャリストの過去問演習を重ねることで、自分が知らない「お決まりのデータ設計」がすこしずつ見えてきました。
例えば、注文表と注文明細表があったら、注文表の主キーは注文番号、注文明細表の主キーは注文番号と明細番号にする、みたいな。(実際の業務ではそう簡単なものではないでしょうけど。)

DBAやDA向けの資格かも

アプリケーションの製造に全く役に立たないとは言わないまでも、アプリケーションの製造に軸足があるエンジニアとして、優先度が高めに取りに行く資格ではない気がしました。

高度試験に合格したという自信

資格持っているからと言って仕事ができるわけではないのは重々承知していますが、世間的にそこそこ難しいといわれている資格に合格できたのは自信になりました。
ド文系からシステムエンジニアになり、この業界で生きていけるのか日々不安に襲われながら仕事をしている私にとっては、ほんの少しの精神安定剤になったと思います。

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