Syslogサーバに使えるEasyBlocksSyslogの仮想アプライアンス版をインストールしてみる
仮想アプライアンス版のEasyblocks Syslog
そもそもEasyBlocksとはなんぞや？というのは公式を見てもらうとして、仮想アプライアンス版のSyslog Serverがリリースされたので試してみる。
仮想アプライアンス版はなんと無償利用ができるのだ。
エントリーエディションなのでかなり制限はあるけれど導入が手軽なのは良いことだ。
特徴としてYAMAHA Router と連携ができるというのが強みとのこと。
我が家にあるのは古い奴なので対象外(FWX120)
そろそろ入れ替え時期なのでRTX1210、RTX830辺りを検討しても良いのかも。
RTX1210に買い換えました。
Syslog Server
syslogをため込んでくれるサーバ。
今回は何のためにやるかとかは考えない者とする。
インストール作業
本題のインストールにいってみる。
ESXi上へのインストールは公式動画やマニュアルがあるしかなり簡単に構築はできそう。
インストールISO
恐らく一番難易度が高いのがココ。
SCSKのサイトに必要事項を入力してダウンロードリンクを送ってもらう。
この辺は個人でも良いと公式放送で紹介されていたので、個人利用する場合は遠慮無く個人と書いて登録する。
Proxmox上で展開
ISOを送るか指定して展開する。
必要スペックは
- 最低動作環境
CPUコア数2以上
メモリ4096MB(4GB)以上
ストレージ容量30GB以上 - 推奨動作環境
CPUコア数2以上
メモリ8192MB(8GB)以上
ストレージ容量120GB以上
コア数は2コア程度は割り当てた方がよさそう。
メモリはエントリーモデルなら最低でも良いのかな。
ストレージ容量はそのままログ保存容量になるので多めに確保すると良さそう。
インストール完了
特に何事もなくインストーラは実行できてBootが完了するまで待つ。
IPアドレスはDHCPで振られているので、わかる場合はそのままブラウザでアクセス。
わからない場合はコンソールでログインして確かめる。
ID: ebsupport
PASS: ebreporter
1 -> show ip address
ブラウザからアクセス
基本的にブラウザからアクセスするようになっている。
http://<IPADDR>:880/ でアクセスするとブラウザで管理画面に入れる。
設定
デフォルトがDHCPなのでStaticにしたい場合はブラウザから設定する。
ネットワーク→基本 で見慣れた設定項目があるので入力していく。
ホスト名
ドメイン名
デフォルトゲートウエイ
DNSサーバ1,2,3
サービスネットワーク
IPアドレス
Syslog送信機器からの設定
あとはSyslogを送りたい機器から本機にSyslogを送信する設定を入れればOK。
RTX1210の例
syslog host 192.168.***.***
syslog local address 192.168.***.1
syslog notice on
syslog info on
Ubuntu の例
末尾に加えるだけでもOK
*.* @<EasyBlocksIPADDR>:514
確認
Syslogが送られてきているかブラウザから確認して問題なく取得できているならとりあえずOK。
フリー版だと保存日数に限りがあるのでもっと保存したいときはライセンスを買うか、別にSyslogサーバを立てて送っても良い。
いったんできたのでサーバ群のSyslogを集約することにしよう。
snmp設定
対応しているYAMAHAルータであれば本機からSNMPのレポートを飛ばしたりできるので、設定してみても良いかもしれない。
次回はRTX1210にSNMPで制御できるようにしていこう。
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