[Unity] Libraryディレクトリとは
モチベーション
共有していただいたUnityのプロジェクトを開く際に、正常に起動することができず、色々調べてみると、
Libraryディレクトリを一度消去してから、Unityを再び起動する
と書かれている記事を見かけました。
しかし、Libraryディレクトリとは何か、消しても大丈夫なのか確信が持てずモヤモヤしたので、調べてみました。
参考
以下の記事は、Libraryディレクトリの容量が肥大化していたので、削除してみたというものです。
Libraryディレクトリ自体の役割についてくわしく説明されているわけではありません。
この記事を書くにあたり参考にした、UnityのDiscussionです。
Libraryディレクトリの場所
以下の説明は、M1 Mac、VSCodeでの説明となっていますが、適宜読み替えてください。
Libraryディレクトリは、Unityのプロジェクトディレクトリ以下、つまり、Assetsディレクトリと同じ階層にあります。
手元のエディタ(VSCode)だと、エクスプローラーから除外されていましたが、ターミナルからは見ることができました。
VSCodeのエクスプローラー.
Libraryディレクトリを除外する設定が.vscode/settings.jsonに記述されていました。
ターミナルでは中身を見ることができます.
Libraryディレクトリとは
こちらのページには、
it contains your asset database converted to internal format, your packages you added to your project and things like that. It’s a cache basically.
You can remove it, Unity will regenerate it from your imported assets and reimport your packages too.
と説明がありました。日本語にすると、
Libraryディレクトリとは、
- 基本的にはキャッシュ
- プロジェクトに追加したパッケージなどのアセットデータベースを、内部的なフォーマットで保持している。
- 削除してもよい。Unityがインポート済みのアセットからLibraryディレクトリ内部のファイルを再生成し、また、必要なパッケージを再インポートしてくれる。
とのことです。
注意点
ただし、こちらの記事にもある通り、Unityを開いている状態でLibraryディレクトリを削除することは避けるのが良いかと思います。
また、実際に削除して何か問題が生じても私は責任を取りかねますので、自己責任でお願いします。
まとめ
UnityのLibraryディレクトリについて簡単にまとめてみました。
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