G検定合格体験記 2024#1
先日(2024年1月13日)に行われたG検定を受験し、合格しました。
こちらはその受験記として試験や勉強方法についてまとめたものになります。
これから受けようと思っている方の参考になれば、幸いです。
試験について
先日(2024年1月13日)の試験では試験時間が120分、問題数が191問(多肢選択式)、オンライン実施(自宅受験)でした。
191問を120分で解くということは1問あたり約35秒で回答する必要があります。
そのため、いくらカンニングが可能とはいえ、全ての問題を調べている時間は到底ありません。
いかに即答できる問題で時間を稼ぎ、難しい問題で検索する時間を作れるかが重要です。
また、G検定ではテキストをコピーできないため、ChatGPTを使おうとされている方は、事前準備が必要になります。
勉強方法
深層学習教科書 - ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版 - 猪狩 裕 eBook
通称白本です。
JDLA監修の公式テキストで、AIや機械学習について広く浅く学ぶのに最適な本だと思います。
ただ、これ1冊で対策はバッチリかと言われると少し疑問が残る内容だと思います。
そのため、あまり時間をかけずに1週して概要を把握し、問題集を解くことに比重を置くことをお勧めします。
徹底攻略 ディープラーニングG検定 - ジェネラリスト問題集 - スキルアップAI株式会社 明松
通称黒本です。
G検定用の問題集で、解説が丁寧に記載されています。
理由をつけて回答できるようになるまではこの参考書の問題を解くことをお勧めします。
G検定法律問題&時事問題まとめnote【改訂版2024対応】
時事問題や法律などに不安があった為、こちらのnoteを購入しました。
直近1~2年以内の技術動向や法律、倫理に関することなどがよくまとまっていました。
ただ、本番では時事問題や法律などの問題に関してはほぼ検索していたため、時間に余裕がある方は参考書を購入して、理解を深めることをお勧めします。
繰り返しになりますが、G検定は時間との勝負です。
自信がなく、理解が乏しいと本番でも検索する問題が増えてしまい、かなりの時間ロスになってしまいます。
そのため、勉強の段階でいかに自信をもって即答できる問題を増やせるかが重要です。
試験本番
試験の正式な開始時刻は13時で設定されていましたが、受験者はその10分前からサイトにアクセスすることができ、また13時を過ぎてからも20から30分程度の時間が設けられていました。
つまり、13時ちょうどに試験を開始する必要はなく、13時ごろに自分のタイミングで試験を始めることができるということです。
そして、本番ですが受験した身として2つ注意点があります。
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即答できない問題は一旦回答した上でスキップする
各問題の配点が等しいため、より多くの簡単な問題を解決することで得点を伸ばすことができます。スキップした問題については後で再検討する時間が確保できるかわからないため、最初の試みで一旦回答をすることをお勧めします。 -
チェックリストを活用する。
G検定では各問題の左上にチェックリストがあり、チェックを入れることで、一覧画面からチェックを入れた問題を確認することができます。ただし、一覧画面では問題の番号のみが表示され、問題文の詳細は表示されないので、注意してください。
結果
Xで合格者の点数を見ていると、今回の試験では平均で60%以上あると合格は堅いのかなという印象を受けました。難しかったという声もありましたが、過去のG検定と比較しても、受験者に対しての合格者の割合はそれほど変わっていないみたいです。
最後に
学習を通して、AIや機械学習について幅広く勉強する機会を作れたことはよかったです。
今は応用情報の勉強をしていますが、いずれは統計検定やE資格にも挑戦しようと思います。
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