太陽電池駆動できるのか問題
リチウムイオンキャパシタ(LIC)や電気二重層キャパシタ(EDLC)のような大容量コンデンサが割と手軽に入手できるので、太陽電池駆動をターゲットしても良い気がしてきた。
TWE-EH-SOLAR
Amazonでも買える TWE-EH-SOLAR は小型の太陽電池と 220uF のコンデンサおよびオプションのEDLCが接続可能なエナジーハーベスティングモジュールで、同社のTWE-LITEを駆動できるとしている。TWE-LITEはZigBeeの物理層(IEEE802.15.4)を利用していて中距離無線通信をカバーしている。BLEモジュールはTWE-LITEよりも省電力なのでこのモジュールで電源供給としては十分と考えられる。
220uFの容量は https://mono-wireless.com/jp/tech/Hardware_guide/Batt_n_Cap.html による概算から単純にかけ算すると20ms程度の電源供給が可能ということになる。
... 回路図が無いのでどういう挙動になるのか全然予想が付かない。。一応 https://mono-wireless.com/jp/products/TWE-EH-SOLAR/bigcap.html とか https://mono-wireless.com/jp/products/TWE-EH-SOLAR/EH_manual_v016.pdf の説明によると、外部コンデンサの電圧は 2.9v - α = 2.3v で放電終止となるらしい。その辺はマイコンの動作停止に頼るんでなくUVLOで解決して欲しいんだけど。。
買って実験してみるのは良いかもしれないけど丁度良いディスプレイとかが無いんだよな。あと電源LEDを撤去しないと厳しい。
AEM10941
その辺で売ってないので何とも。。必要な機能は全部ある。つまり、自動的な放電停止(UVLO)や電力最適化(MPPT)があり、電力はギリギリまで活用できる。
DC-DC コンバータで自作
まぁ特にEDLCはただのコンデンサなんで普通にDC-DCコンバータを噛ませて電圧を掛ければ十分とも言える。特に屋外であれば発電量は余る程なので充電効率は全く気にならない。LICは電圧がLiPo等と同じ3.8vであることが多いので同様の保護回路は要るかもしれない。