Googleの詐欺広告を通報してみる
こういう奴。
広告が表示する住所情報は https://ipwhois.io/ のAPI http://ipwho.is/ から拾っているようだ。
まぁ↓のような背景もあり、基本的に通報しても何も起きないから黙ってAd blockで良いと思う。
ahm22kvv.monster
や illjp19uuo.sbs
のようなランダムなドメイン名でホストされており、内容は単純な詐欺広告(MSを装ったサイト)となっている。
Ads by Google
広告右上の i をクリックすることで、広告の表示情報に飛ぶことができ、ここから通報できる(PCのみ?)
このアカウントではGoogleのパーソナライズ広告はoffにしているため、広告の選択はサイトのアクティビティに閉じていることになっている。
"この広告を報告" を選ぶと、違反内容を選択するように求められる。ここの Googleのポリシーや法令について具体的な条項を確認できるようなインターフェースは提供されない。 https://support.google.com/adspolicy にリンクするくらいしても良くない。。?
Googleのポリシー を選ぶと追加の選択肢が現われる。
これもネット広告に相当詳しくないと適切な選択肢を選べないのでは。。例えば:
1 つの会社について複数の広告が掲載されている(「不当な手段による利益の獲得」ポリシーに違反する)場合、こちらのフォームにご記入ください。
"「不当な手段による利益の獲得」ポリシー" は通常の人間が想像するようなspam的な広告を指すものではない。
コメントを入力して送信すると以下のような画面が出る。
受け付けメールが来る
X(Twitter)の広告の方が健全な気がしてきた
Googleにせよ何にせよ、この形式の広告枠は広告主が匿名となっている。しかし、X(Twitter)の広告にはそのような問題はなく、そもそも場合によってはコミュニティノートまで付く。
... これは実は広告としてはとても正しいものに見える。ただ、これらのメタデータは広告の情報量を無駄に増やしてしまうわけだから、良い広告では無いという言い方もできるんだろう。
別バリエーションまで出てきた
Twitter広告まで出てきた
この "ラーメンは危険だ" 広告は↑のものと同じ画像で、このTwitterアカウントは何らかの形で乗っ取られたのだろう。
リンク先はGoogleのフィッシングサイトDBに掲載されているのでfirefoxでも表示されない。 https://transparencyreport.google.com/safe-browsing/search?url=https:%2F%2Fliq18ckb.pics%2F%3Ftwclid%3D27fw6e0827kfirrm3wt6bhrnwz 。