Open3
warp: Conan2を試したい

... いやまぁConan2もあんまり真剣な利用には向いてない気もするけど、vcpkgに比べて:
- デフォルトのテレメトリが無い
- 安定したPython APIを提供している (vcpkgを拡張するにはCMake側で頑張る必要がある)
- リポジトリ業をしているJFrogが開発しているのでバイナリパッケージの考察が豊富
- クロスコンパイルの考察がそれなりにある
- CMake以外の考察がある
- GitLabとGitea(Forgejo)にパッケージレジストリのサポートがある
というメリットがある。デバッグ情報の配付が壊滅的みたいな特徴はvcpkgも同じなので。。
Warpとしては、特にmeson類がwrapできるのがメリット大きい気がしている。

ドキュメント
conanでは tool_require
を使ってビルドマシンで使うツールもConanパッケージとして扱えるようになっている。ツールチェインや標準ライブラリはこれを使ってパッケージングすることになる。
さらに下流のライブラリをビルドするためにprofileも用意する必要がある。
さらに、Warpはpicolibcをlibcとして採用しているが、そのCMakeLists.txtの install
関連は使わないので、手動でパッケージングを行う必要がある。これもConan側にチュートリアルがある。

ローカル環境の準備
GitHub上のバイナリリリースを使うとPATHへの追加も含めてやってくれる。
サーバーは簡易サーバーが別途 pip
で提供されている。
デフォルトでは、ホームディレクトリにパッケージを配置する。この場所を変えたければ、 CONAN_HOME
環境変数で指定することになる。