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item: パズルゲーム苦手勢のためのLumines

okuokuokuoku

50時間掛けて一周(Lv105)到達した。。

いわゆる落ちものパズルがクッソ苦手でこれマジでクリア不能なんじゃないかと思ったけど何とかなった。。

Lumines Remasteredは各プラットフォームで販売中。PC、XboxOneX以降とPS4 Pro/5では4K対応、PS+ Premiumで配信中。

https://www.youtube.com/watch?v=ugA5k4JVOkM

https://luminesremastered.com/ja/

https://note.com/sfsfsf/n/nf93d92243a63

パズルゲーム苦手でも1周できるのか

50時間掛ければ。。

この ゲームの難しさはどちらかというと視覚的妨害でできている ので、合う人は一発でクリアできるしそうでない人はマジでダメかもしれない。その代わり一応の最終面であるLightsが名曲で 妙な感動 がある。泣けるパズルゲーム。

このゲームは20年前のゲームだけあって、現代的な基準で見ると心が狭い: 一度ステージをクリア(4または5 Lv進む)しないと、そのステージを自由に選ぶことはできない。

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ゲームルール

  • 2色、 2x2 サイズのブロックがランダムに降ってくるのでそれを2x2の同色の塊に集める。集った2x2の四角はタイムラインが通過すると消去される。
  • 同色を2x2に集める際にブロックは再利用できる。このため、3x3とか5x5などキリの悪いサイズに集めても良い。
  • 2x2に集めず、同色を隣接させるだけで消せるようになるボム的なブロックが一定間隔で提供される
  • 同時に消去される2x2が4つ以上だとコンボが成立し、消去時に得る得点が最大16倍になる

ルミネスのデザインが秀逸なのは、これらのゲームプレイを音楽に同期させるために ブロックの消去を遅延させていること で、タイムラインはBGMが8拍経過しないと1周しない。またブロックは2x2で1拍ぶんになっており、これらの特徴によりブロックの消去は必ずBGMのテンポに同期することになる。

必須テクニック

Remasterにはチュートリアルあるので確認すること。特に1段ずらしは絶対に必要なテクニックで、 画面全体から1ブロックの飛び出しを探し、そこに L字 ブロックを落として消す というのは このゲームの基本的なループといって差し支えない レベルだと思う。

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  ↓ 1ブロックの上に同色のL字を落とすと確実に消える

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ルミネスは落ちものパズルなので画面を埋めるとゲームオーバーになる。このため、ブロックをさっさと消すことは非常に重要で、画面全体を観察して1ブロックの飛び出しを高速に検索するテクニックが求められる。(し、そもそも基本的に画面中央でゲームを進行させ視線やブロック自体の移動量を減らすことも重要となる)

... 文字にすると簡単に読めるが、ルミネスはゲーム進行に合わせてBGMやブロック絵柄(合わせてスキンと呼ばれる)が変化するのが特徴のゲームで、中には バカみてぇにコントラストが低い ものもあるため慣れが必要となる。

Basicの制覇に向けて

自分の場合は、そもそも最初の30時間くらいは "Square Dance" (Lv20) の通過すら安定しなかった。

いくつかのスキンは極端なスローテンポ(BPMで言うと60 〜 90)に設定されているため、そのスキンで画面上のブロックを減らして高難度なスキンに挑むという戦略になった。よって、まずはこれらへの到達が目標になる:

  • "I hear the music in my soul" (Lv32)
  • "Holiday in summer" (Lv60) 〜 "TAKE A DOG OUT A WALK" 〜 "Big Elpaso"

逆に言えば、これらに遷移する直前はコンボを狙って高速にスコアを得ることで必要なブロック数を少く抑え、安全にゲームを進められることになる。

ちなみに最終面である Lights も楽曲のBPMからは半分くらいの速度でタイムラインが進むため、通常のスキルであればそこで死なないように意図されていると見られる。

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置き場の無いブロックをどこに置くのか問題

消せないブロックを置くと死が近づくことになるが、テトリスのようにブロックをホールドすることはできないのでどこかに置く必要はある。

基本的に "同色を隣接させる" ことに集中する。ルミネスのルールでは "■□■□■□■" のようなパターンで積んでしまうと ブロックを消す方法が無い という欠陥がある。ぷよぷよやコラムスのような通常の落ち物ゲームでは2x2という最小サイズ要求が無いためこの問題は無い。

"■□■□■" のようなパターンを消せるようにするために、 高さの差をなるべく作らない ことも重要となる。"■□■□■" なパターンがあっても、その端が1ブロックの高さであればL字を落とすテクニックで消していける。

1ブロック巾のタワーを作ってしまうのが最悪だが、タイムラインの通過中に2x2ブロックを作った場合、右側1ブロック巾だけが消えるという仕様になっている。しかも、 そのような方法で半端に消したブロックはスコアに参入されない 。この仕様は謎で、完全に消えないか、(リスクを取ってるんだから)消してあげても良いと思うんだけど。。

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リマスター

元々のゲームはPSP上だったが、リマスターはUnity上で再構築されている。アニメーションの再現度に難有り(2x2作成時のアニメーションが突然中断されるなどステート管理がおかしい)だが全体的には良好な実装。

特に理由なくブロックが消えることがある。ここでは □□ のエフェクトが縦に出ている位置で 2x2 の白玉が落下中だが、タイムラインの通過後左半分が消える。

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UX

デザイン上の都合で、落ちものパズルとしては左右に広すぎる。フィールドは縦10横16で、ブロックを5回積めばゲームオーバーになれる。

左右に広いゲームのUIとしては(ブロック崩しに見られるような)回転式のパドルが考えられるが、現代的なハードウェアには付いていないので、

  • 左スティック回転 - 左右移動
  • L1/R1 - ハードドロップ
  • その他ボタン - 回転

のようなアサインがあった方が遊びやすい気はする。

回転も連射ではなく元の落下状態を基準に左回転 / 右回転 / 180度回転の3ボタンでトグルにした方が良いかもしれない。

これらがないのでひたすらボタンを連射するゲームになってしまっていて楽曲との一体感を削いでいるように思える。まぁそれ以前に 唐突に終わる ことの方が問題だと思うけど。。

いわゆる落下地点を現わすゴースト表示がない。Dreamcast等でリリースされたインスパイアというか何というかであるIridesには実装されている:

https://www.youtube.com/watch?v=jWfulSmLmSY

(Iridesはタイムラインではなく最初のブロックが消去されてからの時間経過でコンボを繋げる方式になっている。)