Open6
WSL1で任意の場所にLinuxディストリビューションをインストールする
何で今さら感はあるけど、まぁお手軽なんで。。
不要なディストリビューションを削除する
WSL2導入以前にWSLを使っていて、Windows10をアップグレードした場合はLegacyディストリビューションが入っていることがある。 wsl --list
で確認できる。
C:\Users\oku>wsl --list
Linux 用 Windows サブシステム ディストリビューション:
Legacy (既定)
wsl --unregister
コマンドで消せる。
C:\Users\oku>wsl --unregister Legacy
登録を解除しています...
.tar.gz をrootfsとしてインストールする
本家に説明がある。その通りにやれば良い。
https://alpinelinux.org/downloads/ から mini root file system https://dl-cdn.alpinelinux.org/alpine/v3.19/releases/x86_64/alpine-minirootfs-3.19.1-x86_64.tar.gz をDLして gunzip
しておく。手元ではこの作業にはCygwinを使った。
wsl --import
コマンドで.tarファイルをrootfsとして登録できる。このとき、インストール場所を指定できる。
D:\alpine>wsl --import AlpineMini d:\alpine\image alpine-minirootfs-3.19.1-x86_64.tar
インストールできたかは wsl --list
で確認できる。
D:\alpine>wsl -l
Linux 用 Windows サブシステム ディストリビューション:
AlpineMini (既定)
set-version
手元では何故か不要だった。
D:\alpine>wsl --set-version AlpineMini 1
変換中です。この処理には数分かかることがあります...
ディストリビューションは既に、要求されているバージョンです。
コンソール
MinttyのWSL版があるので、それをインストーラでインストールすると、スタートメニューに import 時に付けた名前でショートカットが作成される。
コマンドラインからの起動
何も設定しない状態ではsuper userとして起動する。
D:\alpine>wsl -d AlpineMini
Linux 用 Windows サブシステムが Microsoft Store で入手可能になりました。
'wsl.exe --update' を実行するか、https://aka.ms/wslstorepage にアクセスしてアップグレードできます
Microsoft Store から WSL をインストールすると、最新の WSL 更新がより速く提供されます。
詳細については、https://aka.ms/wslstoreinfo
をご覧ください。
stripe:/mnt/d/alpine#
ユーザーの設定
適当にAdduserする。
/etc/wsl.conf
を記述する。
/etc/wsl.conf
[interop]
enabled=false
appendWindowsPath=false
[user]
default=oku
その後cmd側で一旦サブシステムを止めて再度起動する。
wsl --terminate AlpineMini