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Bluetooth.comのドキュメントを読む会

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Bluetooth LE Audio

AppleのAirPodsがサポートするのではないかという噂はどうなったんだろうね。。それなりに充実したドキュメントが揃っている。Bluetoothにとっても、コンシューマーとの重要なタッチポイントなので力を入れているようだ。

他のLEのドキュメントも合わせて読みたいというかBluetooth LE 5.xの機能性を知らないと理解できないポイントが割と多い。

https://www.bluetooth.com/blog/a-technical-overview-of-lc3/

https://www.bluetooth.com/learn-about-bluetooth/recent-enhancements/le-audio/#lc3

後者には、LC3と従来のCODECであるSBCとの音質比較がある。SBCの192kbpsには音割れのようなノイズが乗っているのが顕著にわかる。

https://www.bluetooth.com/ja-jp/bluetooth-resources/le-audio-book/

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1382101.html

"Introducing Bluetooth LE Audio"は規格の執筆者によるよりin-depthな解説(300ページ以上ある)で、端から端まで読むことで使用されている規格の要素が網羅できるようになっている。

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Bluetooth LE 5.x 全般

https://www.bluetooth.com/blog/introducing-the-bluetooth-low-energy-primer/

Bluetooth Low Energy Primer は80ページのPDFで、セキュリティプロトコル等Bluetooth(LE)に固有の用語を一通り解説している。これを最初に読むべき。このPDFでは既に5.3を前提としている。現状の市場のデバイスにはまだまだ4.xや5.2以下のものがあるので、↓にあるような5.xの追加部分の解説も読んでおきたい。

https://www.bluetooth.com/bluetooth-resources/bluetooth-5-go-faster-go-further/

https://www.bluetooth.com/bluetooth-resources/bluetooth-core-specification-v5-1-feature-overview/

https://www.bluetooth.com/bluetooth-resources/bluetooth-core-specification-version-5-2-feature-overview/

https://www.bluetooth.com/bluetooth-resources/bluetooth-core-specification-version-5-3-feature-enhancements/

バージョン毎のPDFがOverviewとして提供されている。例えば、5.0で追加されたアドバタイズ拡張の原理や、5.3で追加されたConnection Subratingのような機能が紹介されている。

セキュリティに関しては追加のガイドが出ている。実際何も知らないと理解しづらい仕様が多いのでペアリングを伴うアプリケーションを製作するなら目を通しておく必要があるだろう。

https://www.bluetooth.com/bluetooth-resources/le-security-study-guide/

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公式の仕様

... 辿るの面倒すぎる。。提供形態も.zipだったり.pdfだったりする。

基本的には仕様書には "Core Specification Change History" の項があって、そこに変更点が要約されているので、廃止された機能の内容を知る以外の目的で過去の仕様書を見る必要性は薄い。

また、異なるバージョン間での相互運用性は機能を4つに分類してそれぞれで考察している("Part D: Mixing of specification versions")。

Type 要求
Type1 Bluetoothハードウェア(HCI)以下で実装されていて、HCIを通して設定もできないもの
Type2 Bluetoothハードウェア(HCI)以下で実装されていて、HCIを通して有効/無効を設定できるもの
Type3 ハードウェア/ソフトウェアの両者で実装が必要なもの
Type4 ソフトウェアプロトコルの更新

例えば、Type 1やType 4は特に何も意識しなくても相互運用可能となる(Type 4に関しては、Bluetoothスタックやアプリ側の対応は必要になるけど)。例えば4.2で導入されたLE Secure ConnectionsはType 4で、4.2(以降)の規格書の要求に従っていれば自然にサポートできる -- 対向のプロトコルスタックがサポートしていれば、物理的な要件は無関係に実装できる。

https://www.bluetooth.com/specifications/specs/core-specification-4-0/

https://www.bluetooth.com/specifications/specs/core-specification-4-1/

https://www.bluetooth.com/specifications/specs/core-specification-4-2/

https://www.bluetooth.com/specifications/specs/core-specification-5/

https://www.bluetooth.com/specifications/specs/core-specification-5-1/

https://www.bluetooth.com/specifications/specs/core-specification-5-2/

https://www.bluetooth.com/specifications/specs/core-specification-5-3/