nest: MSのeCDNサービスのメモ
MSはTeamsの機能の1つとして、eCDN(Enterprise CDN)サービスを提供している。いわゆる ライブ・イベント を社内で P2Pを使って 効率的に配信することを目指している。
mDNSによるローカルIP隠蔽を無効化させている
... で、そんなのどうやって(ブラウザ上で)実現してるんだよと思ったら、そもそも手動でローカルIPアドレスの隠蔽を無効化させていた。そりゃまぁ、必要だとは思うけどちょっとズルいな。。
企業内のネットワークはローカルIPv4アドレスを使うだけではなく、いわゆるCIDR(Classless Inter-Domain Routing、サブネットマスク)でネットワークを分割していることが多く、この分割されたネットワーク間ではmDNSが到達しないためローカルIPアドレスの隠蔽が行われると不都合がある。
Firefoxはユーザーが手動でアドレスを追加できるが、ChromeやEdgeはEnterprise版による中央管理しか行えない。専用のポリシーが存在する: https://chromeenterprise.google/intl/ja_jp/policies/#WebRtcLocalIpsAllowedUrls TODO: レジストリ経由の設定が尊重されるのか問題。
Peer5
MSのeCDNは元々はPeer5という技術で、MSに買収されたようだ。
従業員のwebrtcグループへの書き込みがある。
CTRL + ALT + P
Teamsイベント中にCTRL + ALT + Pで統計オーバーレイが出るらしい。
招待されたら試してみよう。。
ちなみにテストサイト https://aka.ms/ecdn/tester も提供されている。これの動画がBlenderのアレなので買収したものなんじゃないかと思った。...というかテストランナー https://learn.microsoft.com/ja-jp/ecdn/troubleshooting/troubleshoot-silent-testing#solution-for-lack-of-analytics にガッツリと Peer5 って書いてあるな。。
Technical overview
TeamsはVDI連携がWebRTC経由なので、eCDNもVDI経由で利用できる。...そういうの動かしたくないからThin Clientにするんではなくて。。?