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Wi-Fi locationサービスってまだ存在するのか...

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Wi-FiのMACアドレスを渡すと、事前にwar drivingなりなんなりで集めたデータからおおよその位置を割り出してくれるサービスがある。最大手は多分Skyhookで、iOSやPSVita等で採用されていた。

これは基本的に違法ではないが、個人が設置したWi-Fi APのMACアドレスを使ってストーキングができてしまうので良くないって意見はある。

http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20111126.html

現在は基本的にどんなサービスでも2箇所以上のMACアドレスが無いとクエリが成功しないようになっているが、そもそも最近のWi-Fi APって2GHzと5GHzの両方に対応してることが多いし。。(2GHzと5GHzのMACアドレスが別々なので意味を為さない)

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WiGLE、Mozilla Location Service等

https://en.wikipedia.org/wiki/Wi-Fi_positioning_system

Wikipediaによるといくつかフリーなパブリックサービスがあるようだ。例えば http://locationapi.org はフリープランのある商用サービス、https://wigle.net/ は完全にフリーになっている。

Mozilla Location Service https://location.services.mozilla.com/ は今年の2月に一般からのデータ収集ツールの公開を終了している https://discourse.mozilla.org/t/retiring-mozilla-stumbler/75206

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Apple

昔はSkyhookを使っていたが、今は自前のWi-Fi APデータベースを構築している。

https://news.mynavi.jp/article/20100802-a053/

https://support.apple.com/ja-jp/HT203033

Wi-Fi と基地局の位置情報のクラウドソーシングデータベース

位置情報サービスがオンの場合、デバイスは、近くにある Wi-Fi ホットスポットや携帯基地局のジオタグ付きの位置情報を Apple に定期的に送信します。この情報で、Wi-Fi ホットスポットや携帯基地局の位置情報を記録する Apple のクラウドソーシングデータベースが拡充されます。(車などで) 移動しているときに位置情報サービスがオンになっている場合、GPS 対応の iOS デバイスは、GPS の位置情報、走行速度、気圧の情報も Apple に定期的に送信します。これは、Apple のクラウドソーシングの道路交通情報や室内圧のデータベースの拡充に役立てられます。Apple が収集したクラウドソーシングの位置情報データは暗号化して保管され、そのデータから個人が特定されることはありません。

アプリはOSの位置情報サービスやSafariに実装されたGeolocation APIで間接的にこれらの情報を活用することになる。

microG向けの位置情報バックエンドとして実装が存在する。

https://github.com/microg/AppleWifiNlpBackend

アドレス https://iphone-services.apple.com/clls/wloc に普通にアクセスすると "Bad Request" とだけ言われる。

https://www.appelsiini.net/2017/reverse-engineering-location-services/

リクエストは ProtoBuf 形式のようだ。

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Google

https://developers.google.com/maps/documentation/geolocation/overview

Maps APIのGeolocation APIはWi-Fi MACアドレスから位置情報へのコーディングができる。

GoogleのプライバシーポリシーにはAppleのような明示的な説明は無いが、一応記述自体は存在する。

https://policies.google.com/privacy?hl=ja#footnote-android-device

Google の位置情報サービスを利用すると、デバイスから Google にデバイスの位置、センサー(加速度計など)、近くの基地局、Wi-Fi アクセス ポイントに関する情報(MAC アドレス、電波強度など)が送信されます。

GoogleはSSIDを _nomap で終る形で設定することでオプトアウトできるとしている。

https://support.google.com/maps/answer/1725632

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Skyhook

https://www.skyhook.com/

SDKが公開されている。

... そもそもAndroidもiOSも自前のWi-Fiロケーションサービスを持ってるわけで、今の顧客はどこなんだ。。?プレスを見るとMSやアルプスアルパインが挙げられている。

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Microsoft

... まだ存在するの。。?Windows Phone時代はWi-FiロケーションからオプトアウトするためのMACアドレスを入力するタイプのフォームがあり、それ自体はまだ生きているようだ。

https://account.microsoft.com/privacy/location-services-opt-out

(Wi-Fiスポット共有機能が一時期のWin10まで搭載されていたが、これからのオプトアウトはSSIDに _optout を含める形式だったようだ。この機能は既に存在しないので情報もない https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-でのオープン-wi-fi-スポットへの接続-bcec4e8b-00e7-4930-d3ff-5349a3e70037 )