Open9

item: iPadをバッテリーサービスに出した

okuokuokuoku

手元のiPad gen6(2018年購入)をバッテリーサービス(いわゆるバッテリー交換)に出した。今回はAppleの正規サービスプロバイダであるビックカメラ。まぁたぶんそろそろiOSの更新が終わっちゃうけど、iPod(iOS15で止まった)も別に困ってないし。。

結果的に引き取りになり、既に手元に無い状態。

バックアップしても死ぬぞ

暗号化バックアップでもプリパラはダメっぽいですね。。いわゆる引き継ぎコードのあるゲームは全部引き継いでからじゃないとダメって事なんだろうか。

事前準備: バックアップしないと死ぬぞ

手元ではWindows上のiTunesでバックアップしてから持っていった。Apple自身が勧めているように、バックアップをしてから持っていく必要がある。AppleのKBに記述がある

https://support.apple.com/ja-jp/HT201557

AppleIDのパスワードとか覚えてなかったのでその場でiPhoneの1Passwordを見ながら操作するハメになった。

okuokuokuoku

diag

専用のWi-Fiに接続するとDiagの起動メニューが出現するようだ。そのdiagで、バッテリー容量が31%になっているということで交換コースになった。

... バッテリーだけ交換する方法って無いんだっけ。。?

okuokuokuoku

手続き

紙の控えを作るために、店員のiPadを操作してSafari上でフォームを埋める形式で操作した。... 普通のキーボードだと補完を覚えちゃうのでその辺は対策しとかないと不味くないだろうか。。

また、

  • 内容の全消去 -- これやらないとパスコードが掛かったままになるので修理拠点でdiagできないためだと思われる
  • "Find my" ("探す") の無効化

を両方やらされたけど、全消去するのとFind Myの無効化の両方が必要な理由って何だ。。?実はFind Myは全消去を掛けても消えないとか。。?

https://support.apple.com/ja-jp/guide/security/sec6cbc80fd0/web

https://github.com/furiousMAC/continuity/blob/master/messages/findmy.md

Find MyはBluetooth LEのペイロードに公開鍵をブロードキャストすることで、その公開鍵を拾ったAppleデバイスが位置情報を公開鍵で暗号化して(公開鍵と一緒に)Appleのサーバーに送出することで成立している。

紛失デバイスのオーナーは自分のiCloud Keychain経由である時点で使われているであろう公開鍵を知っているので、公開鍵をAppleのサーバーに送信して、その公開鍵を受信したレポートがあれば、受信して手元で復号できる。

... で、このプロセスはiCloud Keychainの内容がデバイス側に残っていることが前提なわけで、全消去時には当然デバイス側に保持されているiCloud Keychainも消えてるわけで。。

okuokuokuoku

戻ってきた

バックアップは暗号化なしで実施してみた。が、 プリパラは消えたたぶん暗号化有のバックアップであれば救えた可能性は高いが、 (EDIT: 暗号化有のバックアップを復元しても消えた) そもそもiPadだとバージョン1.6.0あたりからログインできなくなっていたのでどうしようも無かった。。(OP → プラザのロードが完了しないので引き継ぎコードの発行まで進めない)

あと、E2E暗号化データの引き継ぎのために iPod Touchのパスコードを入力した 。これは激烈に謎で、パスコードは該当デバイスにのみ入力するという原則に反する。

Wi-Fiのパスワードは手入力する必要があった。Androidで生成したWi-FiのQRコードは認識はされるものの設定されなかった。

okuokuokuoku

謎のQRコード

"Need help?" と題したQRコードを載せた紙が付属してきていて、 https://support.apple.com/HT209555 へのリンクになっていた。手元だとコレ日本語にならないんだけどそれで良いんだろうか。。

okuokuokuoku

OoBE

セットアップ中にUSBケーブル経由でiTunesに接続することができる。

これ自体は本来の(新品の)OoBEと同じものと思われるが、非暗号化バックアップなのにiCloudアカウントの確認とか入らないのは微妙に謎だな。。

okuokuokuoku

パスワード検証が消去後に入る問題

Mac上でiPadを復元する場合、基本的にiPadの暗号パスワードはKeychainに入るが、手動で入力した場合はiPadの消去 に検証が入る都合上、復元前の状態に戻ることができなくなるという酷いオチがあり得るようだ。

okuokuokuoku

暗号化バックアップから復元してみた

とりあえず暗号化バックアップから復元してみたけど、あんまり実用上の違いはみあたらなかった:

  • 復元される
    • Wi-Fi パスワード (Keychainにあるので)
    • Safariのタブ
  • 復元されない
    • アイドルランドプリパラ(Unity製アプリゲーム)のセーブデータ
    • Intune によるモバイル管理
    • Touch ID指紋データ

Touch IDが復元されないのはドキュメントされている通りだけど、モバイル管理が復元されないのは微妙だな。。

okuokuokuoku

"探す" 無効化の必要性

"探す" を無効化するとApple ID向けにメールが来るが、どうも "探す" が有効なiPadは中身を消せないようにロックされるようだ。たしかに、デバイスを自由にリセットできるんでは "探す" の有用性が低下してしまう。で、バックアップの復元は "探す" の機能性と競合するので、操作者が当該デバイスの "探す" を無効化できるかどうかを確認しているんだろう。