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【Salesforce】定期的な行動(繰り返し)設定した場合の挙動・落とし穴
仕様
カレンダーから「定期的な行動(繰り返し)」を設定して行動レコードを作成した際、補助的な役割を持つ行動レコードが、さらに1件自動で作成されるという仕様のようです。
影響するケース
カレンダー上で利用するだけであれば意識する必要はありませんが、フローで行動レコードを集計する場合などに、上記挙動を考慮する必要が出てきます。
例えば、件名に特定の文字列を含む行動レコードのカレンダー登録時間を集計するフローを組んだとします。その場合、自動作成された補助的な役割を持つ行動レコードも集計対象となり、2重で集計されてしまう結果となります。
回避方法
自動作成された補助的な役割を持つ行動レコードは、「GroupEventType」項目の値が「3」となる仕様のようです。よって、フローの条件設定で除外することで、2重集計を回避することができます。
Salesforce プラットフォームのオブジェクトリファレンス
GroupEventType
- 型
- picklist
- プロパティ
- Defaulted on create、Filter、Group、Nillable、Restricted picklist、Sort
- 説明
- 参照のみ。API バージョン 19.0 以降で使用できます。値は次のとおりです。
- 0 (グループでない行動) — 招待者がない行動。
- 1 (グループの行動) — 招待者がある行動。
- 2 (提案済み行動) — Salesforce ユーザインターフェースを使用して取引先責任者、リード、または個人取引先とのミーティングを要請する場合に作成される行動。ユーザがミーティングを確認すると、提案済み行動はグループの行動になります。API では提案済み行動を作成、編集または削除することはできません。この値は、API バージョン 41.0 以降では使用できなくなりました。
- 3 (IsRecurrence2 の定期的な行動パターン) — Lightning Experience での一連のイベントの繰り返しパターンを表す行動。
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