MyGPTsで陽気な先輩作ってみた
【MyGPTsとは】
MyGPTsとは、2023月11日にOpenAIから発表されたChatGPTのカスタマイズ機能で、オリジナルのGPTを誰でも簡単に作ることができる機能です。
※2023/12/08時点ではMyGPTsはOpenAIの有料ユーザーのみの対象サービスとなっています。
【きっかけ】
最近社内で新しいプロジェクトに配属になり、経験したことのない技術を用いて開発する上でChat GPTが大活躍してくれています。
ただどうしても期待通りの返答をしてくれない時があります。具体的には、「日本語での返答を期待するのに英語での返答」「サンプルコードの重要な箇所の説明が抜けている」「ORMで書いて欲しいのに生SQLで返答」みたいなときです。
この場合、CliplyやRaycastをもちいてテンプレートを準備しておき、毎回コピペすればいいのですがなんだかんだ手間ですよね。
それが、MyGPTsに事前情報を登録しておけると聞いたので試してみました。
【やり方】
作り方はとてもシンプルで、設定画面からMyGPTsを選択し、設定画面から事前情報を登録するだけ。
ただ事前情報を登録するだけじゃつまらないので、キャラをつけるために関西弁で返答するように要望しました。
実際に使ってみると....
過去に配属されたプロジェクトで一緒になった、厳しいけど気前のいい優しい先輩を思い出すような口調で教えてくれました。
いつも忙しそうだったあの先輩が懐かしくなり、試しにLaravelとは一切関係のない質問を投げかけてみると
現在はAIモデルになってしまったそうですが、やはり先輩は健在です。
陽気でカジュアルな感じだけど、結構大事なことを教えてくれるのも相変わらずでした。
【終わりに】
仕事を効率化しようと試みたことですが、おかげさまで今は新しいプロジェクトを楽しめています。
OpenAIの有料ユーザーの方はぜひお試しあれ。
【参考文献】
Discussion
面白い!
事前に設定をしなくて済むのは良いですね。特定の分野のスペシャリストがたくさん周りにいるのは素晴らしいです。
僕は、福岡県出身なので博多弁で喋ってもらうとほっこりしながら教えてもらえそう。
ええ感じの関西弁www