🚀 GitHubにpushしたら何が起こるの？〜サーバーの裏側をやさしく図解〜

「git push したら、GitHubで何が起きてるの？」
「GitHub Actionsって、いつどうやって動くの？」

日常的に使っているけど、実はよく知らない“GitHubの裏側”を
図とストーリーで解説します 💡

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🧭 この記事でわかること

• git push の正体
• GitHubサーバーで自動的に行われる処理
• GitHub Actionsがどこでどう動くのか
• Self-hosted Runnerとの違い（発展編）

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🧩 まずは全体の流れをざっくり把握！

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🧠 Step 1：git push は「変更の荷物を送る」操作

自分のパソコン（ローカルリポジトリ）にあるコミットを、
インターネット上のGitHubリポジトリに送ります。

• 通信方法：HTTPS または SSH
• 送られるもの：コミットオブジェクト（＝変更の履歴データ）
• 目的：「リモート（GitHub）を最新状態に更新する」

🪄 イメージ：郵便局（GitHub）に荷物（コミット）を送る感じです。

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☁️ Step 2：GitHubサーバー側で起きること

pushを受け取ったGitHubは、裏で次のような処理を自動で行います。

処理	内容
コミットを保存	送られてきた履歴データを内部DBに格納
ブランチポインタ更新	「mainブランチの最新」を新しいコミットに指し替え
UI更新	Web画面のコミット履歴や差分を更新
pushイベント発火	「pushされたよ！」をトリガーに自動処理を起動

すべてGitHubサーバーが自動で実行しています。

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⚙️ Step 3：pushイベント → GitHub Actionsが動く！

.github/workflows/ にワークフロー定義（例：deploy.yml）がある場合、
pushイベントを検知したGitHubが 自動的にActionsを起動 します。

on:
  push:
    branches: [ main ]

jobs:
  build:
    runs-on: ubuntu-latest
    steps:
      - uses: actions/checkout@v4
      - run: npm run build

ここで runs-on: ubuntu-latest と書かれているのがポイント。
GitHubが自分のクラウド上で仮想マシン（Runner）を立ち上げて実行します。

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💻 Step 4：GitHub Actionsの中で何が起きているの？

1. GitHubのクラウド上に一時的なUbuntuマシンを起動
2. actions/checkout でリポジトリのソースコードを取得
3. run: に書かれたコマンド（テスト・ビルド・デプロイ）を実行
4. 実行結果（ログ・成功／失敗）をGitHubの画面に反映

👀 Actionsタブを開くと、「どんな処理がどの順番で走ったか」が見られます。

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🪄 Step 5：まとめ（通常のGitHub-hostedの場合）

👉 自分は git push するだけ。
その後の一連の処理は GitHubが全自動で実行 してくれます。

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🌱 発展編：Self-hosted Runnerとは？

通常、GitHub ActionsはGitHubが用意したクラウド上で動きます。
でも、「自分のサーバーで動かしたい」 というケースもあります。
そのときに使うのが Self-hosted Runner（セルフホステッドランナー） です。

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🔧 Self-hosted Runnerを使うと…

つまり：

項目	GitHub-hosted	Self-hosted
実行環境	GitHubのクラウド上	自分で用意したマシン
管理	GitHubが自動	自分が管理
用途	通常のCI/CD	特殊環境（GPU, VPN, 社内ネットワークなど）
コスト	無料枠あり	自前マシンなので自由

🧠 GitHubが自分のサーバーに「このジョブ実行してね！」と依頼し、
自分のマシンがActionsの一部として動くイメージです。

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🧩 最後に：pushは「スタートの合図」

役割	実行者	内容
コミットを送る	自分	git push
受け取って保存	GitHub	リモートの更新
自動処理を走らせる	GitHub Actions	CI/CDの実行（Runner上）

💬 一言でまとめると：

push は「GitHubにお願い！」の合図。
受け取ったGitHubが裏で、保存・更新・自動処理まで全部やってくれる。