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Wine で Mac で Windowsアプリを動かそう

2022/03/25に公開約3,100字

M1 MacbookAir 購入!

別ブログでも書きましたが、先日、思うところあって自分用マシンとして MacBookAir(m1 2020)を 衝動買いしてしまいました!
エントリークラスのPCながら、Retinaディスプレイは綺麗だし、CPUパワーも十分、何しろバッテリーが全然減らない!TouchIdも反応が素早く、指1本だけでログインできる!

でも、Windowsでいつも使うアプリが使いたい!

しかし、仕事でWindowsばっかり触っている関係上、よく利用するアプリケーションは
 ・秀丸
 ・A5:SQL MK-2
など、Windows界を代表する定番アプリケーションばかり。M1 Macは BootCamp の利用はできないし、Mac界の仮装PCの代表格?である Paralles にて、Windows 11 の評価プレビュー版も動作させて見たところ、確かにアプリに垣根は無くなったけど、なんかしっくりこない・・。

そこで例によってネットを徘徊していたら、なんと、A5:SQL MK-2の作者さんのBlog

https://a5m2.mmatsubara.com/wp/?p=8950
に、公式情報として M1 Macで A5:SQL MK-2 を動かす方法 が載っているではないですか。
ということで、早速実践してみます。(実は Flutter の SQL接続の検証で、SQLiteを利用したデータ永続化の検証を行ったのだが、Macに保存されたファイルの中身のデータを参照するのに、A5:SQL MK-2が使いたかったのです。)

Wineについて

こちらもネットから情報収集

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220120-2252263/
https://www.winehq.org/

.Net Mono的?(ちょっと違う?)な、Windowsアプリケーション実行環境を、Linux Macで用意できるのですね。これも考え方としては素晴らしいですね。(最近こんなエミュレーションものばかり触っている気がします・・)

brew で Wine の 情報を見てみます。

brew info wine
gcenx/wine/wine: stable 7.0, HEAD
Run Windows applications without a copy of Microsoft Window
https://www.winehq.org/
Not installed
From: https://github.com/gcenx/homebrew-wine/blob/HEAD/Formula/wine.rb
License: GPL-2.0-or-later
==> Dependencies
Build: bison ✘, pkg-config ✔
Required: freetype ✘, gnutls ✘, gphoto2 ✘, gst-plugins-base ✘, krb5 ✘, molten-vk ✘, sdl2 ✘
==> Options
--HEAD
	Install HEAD version

License は GPL-2.0-or-later。フリーソフト利用としては制限はないですね。安心安心。

インストールと実行確認

手順としては、上記で記述した A5:SQL MK-2 の作者さんのBlogに従って作業を進めていきます。

・wine本体

brew tap gcenx/wine
brew install --cask --no-quarantine wine-crossover

・winetricks(wine補助ツール)

cd ~/Downloads
curl -OL https://raw.githubusercontent.com/Winetricks/winetricks/master/src/winetricks
brew install winetricks

・日本語代替フォント

winetricks fakejapanese_ipamona

以下のような警告がででていますね・・。

warning: taskset/cpuset not available on your platform!

・メイリオ(私は好きです。メイリオ・・)代替フォント

winetricks fakejapanese_vlgothic

・Retina Display対応
ここでレジストリをいじるという、もろ Windows っぽい画面が出てきます。

wine regedit

おおおー! Macなのにこの画面! 仮想化技術が進んでいる現在では、別に珍しいことでもないのかもですが、Mac上で Windowsアプリの動作をみると、このアプリがいろんなことを吸収しながら動作していることが想像できます。

解像度についての対応を行います。

winecfg

Retinaディスプレイ利用に合わせて、スケールを変更。
そのまま推奨の 168 を設定。

A5:SQL MK-2の起動。ダウンロードファイルを解凍したディレクトリをカレントディレクトリに変更して

wine A5M2.exe

動いた!
SQLiteのデータベースの中身も確認できています。
漫画:美味しんぼ、で、Mac と Windows の論争をしていたころが、嘘のような状況です(古い・・)。

秀丸エディタも検証

同じ形で、秀丸エディタもインストールしてみました。A5:SQL MK-2と異なり、セットアップファイルを実行すると、通常にインストール作業が終了。
フォルダ構成は以下のように展開されていました。

今度は finder で直接 Hidemaru.exe を開いてみます。

動きました!すごいなあ!

まとめ

改めて、エミュレーションという技術の奥深さを感じました。動作する環境の違いはあれど、
「アプリケーションを誰かに便利に使って欲しい」 という思いは同じなんだなと、感じた次第です。
各アプリの作者さんと、Wineを開発している方達にエールを送りたいと思います。

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