【初心者向け】APIとは何か？APIの基礎知識を解説
APIとは？
あなたはAPIについて、どんなイメージを持っていますか？よく耳にするけど、どういったものか漠然としていて分からないという人も多いかと思われます。
ではまず、APIとは、Application Programming Interfaceの略で、日本語にすると「アプリケーション・プログラミング・インターフェース」となります。
・Application: アプリケーション、つまりソフトウェアのことです。
・Programming: プログラミング、つまりソフトウェアを作るための作業のことです。
・Interface: インターフェース、つまり接続部分や仲介物のことです。
つまり、APIは「ソフトウェア同士を繋ぐための仕組み」と言えるのです。
インターフェースとは？
「インターフェース」という言葉は、簡単に言うと**「異なるもの同士を繋ぐもの」**です。
ITの分野では、特にシステムや機器、ソフトウェアなど、異なる要素の間で情報をやり取りするための接点を指します。
少し抽象的な言葉なので、具体的な例を見てみましょう。
ユーザーインターフェース（UI）
・例: スマートフォンの画面、パソコンのキーボードやマウス
・役割: ユーザーとコンピューターの間の橋渡し
・特徴: 直感的に操作できるよう、視覚的に分かりやすいデザインがされています。
ハードウェアインターフェース
・例: HDMIケーブル、USBケーブル
・役割: 異なるハードウェア同士を接続する
・特徴: 電気信号やデータのやり取りを可能にする物理的な接続部分です。
アプリケーションプログラミングインターフェース（API）
・例: 楽天市場のAPI、Google Maps API
・役割: 異なるソフトウェア同士を接続する
・特徴: プログラムから呼び出すことによって、他のソフトウェアの機能を利用することができます。
インターフェイスの具体例
APIの役割（重要）
APIは、異なるソフトウェア同士を繋ぐことで、以下のようなことを可能にします。
・データのやり取り: 異なるシステム間でデータを交換することができます。
・機能の利用: 他のソフトウェアが提供している機能を自分のソフトウェアから利用することができます。
・システムの連携: 複数のシステムを統合し、より大きなシステムを構築することができます。
APIの例：楽天市場のAPI
例えば、あなたがECサイト（プログラム）を開発しているとします。このECサイトに、楽天市場の商品情報を表示したい場合、楽天市場が提供しているAPIを利用することができます。
楽天市場のAPIを利用することで、あなたのECサイトから楽天市場の商品検索ができたり、商品詳細情報を表示したりすることが可能になります。
APIのイメージ図
まとめ
APIは、ソフトウェア同士を繋ぐための仕組みであり、異なるソフトウェアが連携して動作することを可能にします。APIを利用することで、開発者は、既存のソフトウェアの機能を再利用でき、開発効率を向上させることができます。
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