半年のReact経験でフリーランスに飛び込んだ話
はじめまして、オオシロです。
2023年2月、28歳の私が、React実務経験半年でフリーランスになった話を書きたいと思います。
教員の道からエンジニアへ
元々教員を目指して大学院を出ましたが、色々考えてみた結果、自分に合っていないと思い、
2019年に完全未経験からIT企業に就職しました。
その会社ではC#やVB.NETがメインとしていて、逆にWeb等の案件はほとんどなかったです。
入社時点では、IT未経験だったので、「ITってどこに行っても一緒だろう」ということを本気で思っていました。その考えを持っている時点で、本当にこの人IT未経験だったんだなということをご理解頂けると思います。(笑)
リモートワークしやすい言語
会社員3年目の頃に、リモートワークしやすい言語とそうでない言語があることに気づきました。
C#やVB.NETはReact等のWebに比べて、フルリモートできる案件や単価が低いことが分かり、モチベーションが下がっていきました。
独学の日々
それからは、自分でGitやReactを学んだり、AdobeXDやFigma、Udemy講座を活用して勉強していました。土日には個人開発をして、車の車検管理サービスを作って、会社の人や面談でアピールをしていました。
念願のReact案件に参画
リーダー職の人に「Webやりたいです」と何回も話をしていたこともあって、運よくReact未経験でReactに参画できる案件に入れてもらいました。
チームは3名で誰もReact経験はおろか、Webでの実務経験が乏しいため、ディレクトリ構成やライブラリ選定を任せてもらえて割と自由に開発をすることができました。
突然の案件終了
React開発が落ち着いてきたので、次もReactやWebに関連する案件に参画したい気持ちがありました。しかし、次の案件は古い技術(何かショックで覚えてない)を使った運用保守を長期で行う仕事を任されることが決まっていたようでした。
誰の人生か?私の人生だ
会社に次の案件に参画することをお断りました。(本当は良くない)
案件の参画に反対する事は前代未聞だったようで、会社に呼び出されました。
交渉した結果、別のVB.NETの案件に参画しつつも、今のReact案件も同時に仕事を任せてもらえることになりました。
今思うと、私のやり方は強引だったと思いますが、会社員でも自分の人生を諦める必要はないと思います。(特に若い20代であれば)
案件探しスタート
この件がきっかけで、社内の方向性と私の目指す方向性がズレている事に気がついたので、エージェントに片っ端から登録しました。
エンジニア歴が3年半あったため、色んなエージェント様から電話や面談依頼を頂きました。
ただ現実はそう甘くなかったんです。
書類選考すらさせてもらえない
エンジニア歴は3年半ですが、Reactの経験は半年しかありませんでした。
Reactエンジニアとして案件を探してほしい事を伝えると、厳しい顔になり、
A社「Reactだと実務3年以上からですねえ。」
B社「せめて1年以上あれば・・・」
丁重にお断りされました。
5社中4社は書類選考もさせてもらえなかったのを覚えています。
全くその通りだったし、エージェント様は悪くありません。
でも、こちらとしても会社員でいる限り案件を選ぶことはできないため、そこまで経験を積むのは無理な話でした。
一緒に案件探しましょう!
やっぱり自分には無理だったのかと諦めかけていた所
E社「良いですよ!一緒に案件探し頑張りましょう」
と言ってくれたエージェント様が見つかりました。
対応も早く、50社以上の書類を提出してもらい、面談も数回行うことができました。
React案件獲得!
動き始めて1ヶ月半後に
ようやくフリーランスエンジニアとして契約してくれる取引先が見つかりました。
すぐに会社に退職する趣旨を伝え、現在もフルリモートでReactエンジニアとして働いています。
あれから1年たって、今はReact実務経験は1年半になりました。
最後に
Reactエンジニアはまだまだ足りていない話をよく聞くので
もし私と同じ境遇の人はエージェントに連絡してみてはいかがでしょうか。
フリーランスエンジニアは大変だけど楽しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
オオシロでした。
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