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【プチ疑問解決】〇〇サーバーとは

2024/08/03に公開

ひとこと

物理サーバー、仮想サーバー、WEBサーバー、DBサーバー、ファイルサーバー、
プロキシサーバー、認証サーバー ...etc

〇〇サーバーといろんな言葉を聞きますが、「これって同じレイヤーの話??」と頭が混乱してきたので、まとめます。

混乱の元となってるワード達

  • 物理サーバー
  • 仮想サーバー
  • WEBサーバー, DBサーバー, ファイルサーバー、認証サーバー...

結論

物理サーバー、仮想サーバーはサーバー環境そのものを指し、
WEBサーバ,DBサーバー...etcは、サーバー環境にサーバーソフトウェアをインストールして構築した環境のことを指す。

ワードの説明

物理サーバー

説明項目 説明
ハードウェア ハードウェア(実際の物理的な機器)
リソース 固定されたCPU、メモリ、ストレージなどのリソースを持つ
データセンターで運用されるサーバー

仮想サーバー

説明項目 説明
ソフトウェア 物理サーバー上で動作する仮想マシン
リソース スケールが比較的簡単
AWS EC2, Google Cloud などのクラウドサービス

サーバーソフトウェア

物理・仮想サーバーにインストールすることで、そのサーバーに特定の環境を構築できるソフトウェア。
Webサーバー、データベースサーバー...etcは、物理・仮想サーバーにソフトウェアをインストールして構築された環境を指します。

※補足)以下表はChat GPTに出してもらったのでミスもあるかも

サーバーの種類 サーバー環境を構築するソフトウェア例
Webサーバー Apache HTTP Server、Nginx、IIS
データベースサーバー MySQL、PostgreSQL、Oracle Database、Microsoft SQL Server
ファイルサーバー Samba、FTPサーバー(ProFTPD、vsftpd)
メールサーバー Postfix、Sendmail、Microsoft Exchange Server
DNSサーバー BIND、Unbound、Microsoft DNS Server
アプリケーションサーバー Apache Tomcat、JBoss、WebLogic、WebSphere
プロキシサーバー Squid、HAProxy
キャッシュサーバー Varnish、Redis、Memcached
認証サーバー FreeRADIUS、Active Directory
ゲームサーバー Minecraft Server、Counter-Strike: Global Offensive Server
ストリーミングサーバー Wowza Streaming Engine、Nginx RTMP module
仮想化サーバー VMware ESXi、KVM(Kernel-based Virtual Machine)、Hyper-V
CI/CDサーバー Jenkins、GitLab CI、Travis CI

まとめ

感想

今まで「WEBサーバーが〜〜、、DBサーバーが〜〜」という会話の中で、物理・仮想サーバーのようなサーバー環境自体を思い浮かべていたので、「WEBサーバーとDBサーバーを一緒に置く〜...」みたいな会話の時に疑問符が浮かんでましたが、
WEBサーバー、DBサーバーは物理サーバー、仮想サーバーにソフトウェアをインストールして、構築された環境を指すので、サーバー環境の中に複数環境が構築できるんですね。

今までEC2に複数サーバー環境を作れることは認識しているけど、言葉の概念が曖昧だったのですっきりしました。

物理サーバー/仮想サーバー = WEBサーバー/DBサーバー...
というニュアンスで会話してることが多いような気がするけど、厳密にはイコールではないですね。

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