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恩送りとしての登壇
OutSystems Advent Calendar 2025、10日目の記事です。
はじめに
こんにちは、おけぽよです。2023年以降、OutSystemsコミュニティで登壇する機会をいただいてきました。本記事では、私が登壇の中で意識している「恩送り」という考えについて書きます。
この言葉を知ったのは、乃木坂46 齋藤飛鳥さんの卒業コンサートでした。飛鳥さんは「恩返しより恩送り」という考え方に触れ、返すだけではなく、次へ渡し、その先へつながっていく姿を語っていました。
その考え方が自分の中に残り、以降の登壇のスタンスにも影響を与えています。
クラウドネイティブコミュニティでの活動
私はもともとクラウドネイティブコミュニティで活動していました。この頃から、知識や経験をシェアできる場が心地よいと感じていました。
- Kubernetes公式ドキュメントの翻訳
- CloudNative Days 実行委員[1]
- Kubernetes Novice Tokyo、Kubernetes Meetup Tokyo 登壇[2]
こうして技術コミュニティに関わる中で、受け取った学びを返したいという思いが少しずつ育っていきました。ただ、業務や関心領域が変わってからは難しさを感じていました。
OutSystemsコミュニティで恩送りを実感
その後、恩送りという考えを胸に、登壇を続けてきました。あるとき、自分の発表が誰かの一歩につながっていたと知る機会がありました。その経験が、自分の発信の意味を考えるきっかけになりました。
登壇で大切にしていること
私が登壇で大切にしているのは、知識を届けることよりも「明日ひとつ試してみよう」と思えるきっかけを渡すことです。
私の発表が誰かの動きにつながり、その人がまた別の誰かへとつないでいくなら、それがいまの私にとっての恩送りのかたちだと感じています。
おわりに
ここまで、私がコミュニティ活動で大切にしている考えを書きました。これからは登壇に加えて、技術記事という形でも発信を続けていきたいと思います。
言葉や経験がどこかで誰かの手に渡り、また次の誰かへとつながっていくのなら、それはとても嬉しいことです。
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