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AWS SAP資格受験のための用語集

に公開

AWS SAP受験で最低限覚える必要がある用語の用語集です。
重要度は個人的な見解で★3つが最高値で記載してます。

1. コンピュート

EC2 (Elastic Compute Cloud)

  • 説明: AWSの仮想サーバーサービス。CPU、メモリ、ストレージ、OSを柔軟に構成可能
  • 重要ポイント:
    • インスタンスタイプ 重要度: ★★★
      • 汎用(t3, m5, m6):バランスの取れたリソース、Webサーバー、開発環境
      • 計算最適化(c5, c6):高CPU使用率、バッチ処理、高性能コンピューティング
      • メモリ最適化(r5, r6, x1):大容量メモリ、インメモリデータベース、ビッグデータ処理
      • ストレージ最適化(i3, d2):高I/O、NoSQLデータベース、データウェアハウス
      • アクセラレーテッドコンピューティング(p3, g4):GPU、機械学習、グラフィックス処理
    • 料金モデル 重要度: ★★★
      • オンデマンド:時間単位の従量課金、柔軟な使用
      • リザーブドインスタンス:1年/3年の長期予約、最大72%割引
      • Savings Plans:柔軟な予約、最大72%割引、インスタンスファミリー変更可能
      • スポットインスタンス:未使用容量の割引利用、最大90%割引
      • 専用ホスト:物理サーバーの専有、ライセンス管理
    • セキュリティグループとネットワークACL 重要度: ★★★
      • セキュリティグループ:ステートフル、インスタンスレベル、インバウンド/アウトバウンドルール
      • ネットワークACL:ステートレス、サブネットレベル、明示的な許可/拒否ルール
    • EBSボリューム 重要度: ★★★
      • gp3/gp2:汎用SSD、バランスの取れたパフォーマンス
      • io2/io1:プロビジョンドIOPS SSD、高パフォーマンス
      • st1:スループット最適化HDD、大容量データ処理
      • sc1:コールドHDD、アクセス頻度の低いデータ

Auto Scaling

  • 説明: インスタンス数を自動的に増減させるサービス
  • 重要ポイント:
    • スケーリングポリシー 重要度: ★★★
      • ターゲット追跡:目標値(CPU使用率、リクエスト数など)に基づく自動調整
      • ステップスケーリング:閾値に基づく段階的な調整、複数の調整アクション
      • シンプルスケーリング:単一の調整アクション、クールダウン期間
    • ヘルスチェック 重要度: ★★★
      • EC2ステータスチェック:ハードウェア/ソフトウェアの健全性
      • ELBヘルスチェック:アプリケーションレベルの健全性
      • カスタムヘルスチェック:特定の要件に基づく健全性確認
    • 起動設定と起動テンプレート 重要度: ★★
      • 起動設定:固定の設定、変更不可
      • 起動テンプレート:バージョン管理、柔軟な設定変更
    • スケーリンググループ 重要度: ★★★
      • 最小/最大/希望容量の設定
      • 可用性ゾーンとサブネットの指定
      • ロードバランサーとの統合
      • インスタンスの保護設定

Lambda

  • 説明: サーバーレスコンピューティングサービス
  • 重要ポイント:
    • 実行時間とメモリ制限 重要度: ★★★
      • 最大実行時間:15分
      • メモリ範囲:128MB~10GB
      • CPU割り当て:メモリに比例
      • 一時ストレージ:最大10GB
    • イベントソース 重要度: ★★★
      • API Gateway:RESTful API、WebSocket
      • S3:オブジェクトの作成/削除/変更
      • DynamoDB:テーブルの変更
      • SQS/SNS:メッセージ処理
      • CloudWatch Events:スケジュール実行
    • コールドスタート対策 重要度: ★★
      • プロビジョンド同時実行:予熱された実行環境
      • リザーブド同時実行:特定の関数の予約
      • 関数の最適化:依存関係の最小化
      • ランタイムの選択:適切な言語とバージョン
    • エラーハンドリングと再試行 重要度: ★★
      • 非同期実行:最大3回の再試行
      • デッドレターキュー:失敗したイベントの保存
      • エラー通知:SNS/SQSとの統合
      • ログとモニタリング:CloudWatch統合

2. ストレージ

S3 (Simple Storage Service) 重要度: ★★★

  • 説明: オブジェクトストレージサービス
  • 重要ポイント:
    • ストレージクラス 重要度: ★★★
      • Standard:頻繁にアクセスするデータ、低レイテンシ、高スループット
      • IA (Infrequent Access):アクセス頻度の低いデータ、低コスト、最小保存期間30日
      • Glacier:長期アーカイブ、最低コスト、3つのアクセス層(即時、標準、一括)
      • Intelligent-Tiering:アクセスパターンに応じた自動最適化、追加料金なし
    • バージョニングとライフサイクルポリシー 重要度: ★★★
      • バージョニング:オブジェクトの複数バージョン保持、誤削除からの保護
      • ライフサイクルポリシー:自動的なストレージクラス移行、オブジェクトの有効期限設定
      • 不完全なマルチパートアップロードの削除
      • バージョン管理の最適化
    • 暗号化オプション 重要度: ★★★
      • SSE-S3:S3管理キーによる暗号化
      • SSE-KMS:KMS管理キーによる暗号化
      • SSE-C:カスタマー提供キーによる暗号化
      • クライアントサイド暗号化
    • アクセス制御 重要度: ★★★
      • バケットポリシー:バケットレベルのアクセス制御
      • ACL:オブジェクトレベルのアクセス制御
      • IAM:ユーザー/ロールベースのアクセス制御
      • VPCエンドポイント:プライベートアクセス

EBS (Elastic Block Store) 重要度: ★★★

  • 説明: EC2インスタンス用のブロックストレージ
  • 重要ポイント:
    • ボリュームタイプ 重要度: ★★★
      • gp3/gp2:汎用SSD、3,000-16,000 IOPS、125-1,000 MB/sスループット
      • io2/io1:プロビジョンドIOPS SSD、最大64,000 IOPS、最大1,000 MB/sスループット
      • st1:スループット最適化HDD、最大500 MB/sスループット、低コスト
      • sc1:コールドHDD、最大250 MB/sスループット、最低コスト
    • スナップショットとバックアップ 重要度: ★★★
      • スナップショット:S3に保存されるバックアップ、増分バックアップ
      • リージョン間コピー:ディザスタリカバリ対応
      • 暗号化サポート:KMSによる自動暗号化
      • スナップショットの共有:アカウント間での共有
    • 暗号化オプション 重要度: ★★
      • KMSによる自動暗号化
      • データ暗号化:保存時と転送時の暗号化
      • スナップショット暗号化:バックアップの暗号化
      • キーローテーション:定期的なキー更新
    • マルチアタッチ機能 重要度: ★★
      • 複数インスタンスへの同時接続
      • 高可用性構成:共有ストレージ
      • クラスター対応:並列ファイルシステム
      • パフォーマンス最適化

EFS (Elastic File System) 重要度: ★★

  • 説明: マネージドなNFSファイルシステム
  • 重要ポイント:
    • パフォーマンスモード 重要度: ★★
      • 汎用:低レイテンシ、一般的なユースケース、最大10,000 IOPS
      • Max I/O:高スループット、並列処理、最大100,000 IOPS、高レイテンシ許容
    • スループットモード 重要度: ★★
      • バースト:小規模なファイルシステム、バーストクレジット、自動スケーリング
      • プロビジョンド:予測可能なスループット、固定スループット、大規模ワークロード
    • マルチAZ可用性 重要度: ★★★
      • 自動レプリケーション:複数AZへのデータ複製
      • 高可用性:自動フェイルオーバー
      • データ耐久性:99.999999999%
      • フェイルオーバー:自動的な障害復旧
    • セキュリティ設定 重要度: ★★
      • セキュリティグループ:ネットワークアクセス制御
      • IAM認証:ユーザー認証と認可
      • 暗号化:保存時と転送時の暗号化
      • アクセス制御:ファイルシステムポリシー

3. セキュリティ

IAM (Identity and Access Management) 重要度: ★★★

  • 説明: AWSリソースへのアクセス制御サービス
  • 重要ポイント:
    • ユーザー、グループ、ロール 重要度: ★★★
      • ユーザー:個人ユーザー、アプリケーションユーザー、アクセスキー管理
      • グループ:ユーザーの集合、権限の一括管理、組織構造の反映
      • ロール:一時的な権限セット、サービス間の認証、クロスアカウントアクセス
    • ポリシーの種類と評価順序 重要度: ★★★
      • マネージドポリシー:AWS提供の事前定義ポリシー、再利用可能
      • カスタマー管理ポリシー:カスタム作成、バージョン管理
      • インラインポリシー:特定のエンティティに直接アタッチ
      • 評価順序:明示的な拒否 > 明示的な許可 > 暗黙的な拒否
    • 最小権限の原則 重要度: ★★★
      • 必要最小限の権限付与
      • 定期的な権限見直し
      • アクセス監査
      • セキュリティ評価
    • 多要素認証(MFA) 重要度: ★★★
      • ハードウェアデバイス:物理的なセキュリティトークン
      • 仮想MFAデバイス:スマートフォンアプリ
      • SMS認証:テキストメッセージによる認証
      • U2Fセキュリティキー:物理的なセキュリティキー

KMS (Key Management Service) 重要度: ★★★

  • 説明: 暗号化キーの管理サービス
  • 重要ポイント:
    • 対称/非対称キー 重要度: ★★★
      • 対称キー:AES-256暗号化、同一キーで暗号化/復号化
      • 非対称キー:RSA暗号化、公開鍵/秘密鍵ペア
      • キーの生成:AWS KMSによる自動生成
      • キーのインポート:外部キーのインポート
    • キーの自動ローテーション 重要度: ★★★
      • 定期的な更新:365日ごとの自動ローテーション
      • バックグラウンド処理:既存データの再暗号化
      • 互換性維持:古いキーでの復号化サポート
      • セキュリティ強化:キーの定期的な更新
    • キーの使用状況の監査 重要度: ★★
      • CloudTrail統合:キー使用の追跡
      • アクセスログ:詳細な使用履歴
      • 使用パターン分析:異常検知
      • コンプライアンス対応:監査証跡
    • 他のAWSサービスとの統合 重要度: ★★★
      • S3暗号化:サーバーサイド暗号化
      • EBS暗号化:ボリューム暗号化
      • RDS暗号化:データベース暗号化
      • DynamoDB暗号化:テーブル暗号化

AWS Organizations 重要度: ★★

  • 説明: 複数AWSアカウントの一元管理サービス
  • 重要ポイント:
    • アカウントの集中管理 重要度: ★★
      • アカウント作成:自動化されたアカウント作成
      • アカウント設定:一括設定管理
      • アクセス制御:中央での権限管理
      • リソース管理:統合リソース管理
    • サービスコントロールポリシー(SCP) 重要度: ★★★
      • アクセス制限:サービスレベルの制限
      • サービス制限:使用可能なサービスの制限
      • リージョン制限:利用可能なリージョンの制限
      • コスト制限:予算の制限
    • 組織単位(OU)による階層管理 重要度: ★★
      • 部門別管理:組織構造の反映
      • 環境別管理:開発/テスト/本番環境
      • プロジェクト別管理:プロジェクト単位の管理
      • アクセス制御:階層的な権限管理
    • 一括請求 重要度: ★★
      • 統合請求:全アカウントの統合請求
      • コスト配分:部門/プロジェクト別のコスト配分
      • 予算管理:予算の設定と監視
      • 使用量レポート:詳細な使用状況レポート

4. ネットワーキング

VPC (Virtual Private Cloud) 重要度: ★★★

  • 説明: AWSクラウド内の仮想ネットワーク
  • 重要ポイント:
    • サブネット設計 重要度: ★★★
      • パブリックサブネット:インターネットゲートウェイ経由のインターネットアクセス
      • プライベートサブネット:NATゲートウェイ経由のインターネットアクセス
      • データベースサブネット:完全にプライベートな環境
      • CIDRブロック:IPアドレス範囲の設計
    • ルートテーブル設定 重要度: ★★★
      • メインルートテーブル:VPC作成時のデフォルトルートテーブル
      • カスタムルートテーブル:サブネットごとのカスタム設定
      • ルートの優先順位:最長プレフィックスマッチング
      • トラフィック制御:特定の宛先へのルーティング
    • セキュリティグループとネットワークACL 重要度: ★★★
      • セキュリティグループ:ステートフル、インスタンスレベル、インバウンド/アウトバウンドルール
      • ネットワークACL:ステートレス、サブネットレベル、明示的な許可/拒否ルール
      • ルールの評価順序:セキュリティグループ > ネットワークACL
      • デフォルトルール:明示的な許可/拒否の設定
    • VPCエンドポイント 重要度: ★★★
      • インターフェースエンドポイント:ENIを使用したプライベート接続
      • ゲートウェイエンドポイント:特定のサービス(S3、DynamoDB)用
      • エンドポイントポリシー:アクセス制御
      • プライベートDNS:DNS解決の設定

Route 53 重要度: ★★★

  • 説明: 高可用性DNSサービス
  • 重要ポイント:
    • ルーティングポリシー 重要度: ★★★
      • シンプル:単一のリソースへのルーティング
      • 加重:複数リソースへの重み付けルーティング
      • レイテンシ:最も低いレイテンシへのルーティング
      • 地理的位置:地理的な位置に基づくルーティング
      • フェイルオーバー:プライマリ/セカンダリの切り替え
    • ヘルスチェック 重要度: ★★★
      • HTTP/HTTPSチェック:Webサーバーの健全性確認
      • TCPチェック:ポートの可用性確認
      • カスタムヘルスチェック:特定の要件に基づく確認
      • 連続失敗閾値:フェイルオーバーのトリガー設定
    • フェイルオーバー設定 重要度: ★★★
      • アクティブ/パッシブ:プライマリ/セカンダリの構成
      • アクティブ/アクティブ:複数リージョンへの分散
      • 自動フェイルオーバー:障害時の自動切り替え
      • フェイルバック:復旧時の自動切り替え
    • トラフィックフロー 重要度: ★★
      • シンプルルーティング:基本的なDNS解決
      • 複雑なルーティング:条件に基づく高度なルーティング
      • トラフィックポリシー:ルーティングルールの定義
      • トラフィックフロービジュアライザー:設定の可視化

Direct Connect 重要度: ★★

  • 説明: オンプレミスネットワークとAWSの専用接続
  • 重要ポイント:
    • 接続タイプ 重要度: ★★
      • プライベート接続:VPCへの直接接続
      • パブリック接続:AWSパブリックサービスへの接続
      • ホスト型接続:AWSパートナー経由の接続
      • 専用接続:AWSへの直接接続
    • 冗長構成 重要度: ★★★
      • 物理的な冗長性:複数の物理接続
      • 論理的な冗長性:複数の仮想インターフェース
      • 可用性ゾーン間の冗長性:複数AZへの接続
      • フェイルオーバー:自動的な切り替え
    • 帯域幅オプション 重要度: ★★
      • 1Gbps接続:標準的な帯域幅
      • 10Gbps接続:高帯域幅
      • 100Gbps接続:超大帯域幅
      • リンクアグリゲーション:複数接続の束ね
    • 料金モデル 重要度: ★★
      • ポート時間料金:接続時間に基づく課金
      • データ転送料金:転送量に基づく課金
      • 帯域幅使用料:使用帯域幅に基づく課金
      • リージョン間転送:リージョン間のデータ転送

5. データベース

RDS (Relational Database Service) 重要度: ★★★

  • 説明: マネージドなリレーショナルデータベースサービス
  • 重要ポイント:
    • マルチAZ配置 重要度: ★★★
      • プライマリ/セカンダリ構成:自動フェイルオーバー
      • 同期レプリケーション:データの整合性保証
      • 可用性向上:99.95%の可用性SLA
      • メンテナンス時の可用性:計画メンテナンス時の自動フェイルオーバー
    • リードレプリカ 重要度: ★★★
      • 非同期レプリケーション:読み取りスケーリング
      • 最大5つのリードレプリカ:読み取り負荷分散
      • クロスリージョンレプリカ:地理的な冗長性
      • レプリケーションラグ:データの整合性考慮
    • バックアップと復元 重要度: ★★★
      • 自動バックアップ:1-35日の保持期間
      • スナップショット:手動バックアップ、長期保存
      • ポイントインタイムリカバリ:特定時点への復元
      • クロスリージョンコピー:ディザスタリカバリ対応
    • パフォーマンスインサイト 重要度: ★★
      • データベース負荷分析:パフォーマンスボトルネック特定
      • 待機イベント分析:SQLクエリの最適化
      • メトリクス監視:CPU、メモリ、ディスクI/O
      • 推奨アクション:パフォーマンス改善提案

Aurora 重要度: ★★★

  • 説明: MySQLとPostgreSQL互換の高性能データベース
  • 重要ポイント:
    • グローバルデータベース 重要度: ★★★
      • クロスリージョンレプリケーション:最大5つのリージョン
      • 1秒未満のレプリケーションラグ:高いデータ整合性
      • 自動フェイルオーバー:リージョン障害時の自動切り替え
      • 読み取りスケーリング:グローバルな読み取り負荷分散
    • サーバーレスオプション 重要度: ★★
      • 自動スケーリング:需要に応じた容量調整
      • 従量課金:実際の使用量に基づく課金
      • コールドスタート:初回アクセス時の遅延
      • アイドル状態:使用時のみ課金
    • バックトラック機能 重要度: ★★
      • 数分前の状態への復元:誤操作からの回復
      • データベースの整合性保持:トランザクションの整合性
      • バックトラックウィンドウ:最大72時間
      • リカバリ時間の短縮:迅速な復旧
    • パフォーマンス最適化 重要度: ★★★
      • ストレージ自動拡張:最大128TB
      • 並列クエリ処理:高速なクエリ実行
      • インメモリ処理:頻繁にアクセスするデータのキャッシュ
      • 自動バキューム:ストレージ最適化

DynamoDB 重要度: ★★★

  • 説明: フルマネージドなNoSQLデータベース
  • 重要ポイント:
    • パーティションキーとソートキー 重要度: ★★★
      • パーティションキー:データの分散とスケーリング
      • ソートキー:パーティション内のデータソート
      • 複合キー:パーティションキーとソートキーの組み合わせ
      • セカンダリインデックス:代替のアクセスパターン
    • グローバルテーブル 重要度: ★★★
      • マルチリージョンレプリケーション:最大5つのリージョン
      • 双方向レプリケーション:各リージョンでの読み書き
      • 最終的な整合性:非同期レプリケーション
      • レプリケーションラグ:通常1秒未満
    • 自動スケーリング 重要度: ★★★
      • オンデマンドモード:自動的なスケーリング
      • プロビジョンドモード:予測可能なパフォーマンス
      • スケーリングターゲット:使用率に基づく調整
      • コスト最適化:使用量に応じた課金
    • ポイントインタイムリカバリ 重要度: ★★
      • 35日間のリカバリウィンドウ:過去の状態への復元
      • 継続的バックアップ:自動バックアップ
      • クロスリージョンコピー:地理的な冗長性
      • リカバリ時間:数分での復旧

6. 高可用性/耐障害性

マルチAZ設計 重要度: ★★★

  • 説明: 複数の可用性ゾーンにまたがるシステム設計
  • 重要ポイント:
    • 同期レプリケーション 重要度: ★★★
      • プライマリ/セカンダリ構成:自動フェイルオーバー
      • データの整合性保証:トランザクションの同期
      • レプリケーションラグ:最小限の遅延
      • フェイルオーバー時間:通常1-2分
    • 自動フェイルオーバー 重要度: ★★★
      • 障害検知:自動的な障害検出
      • フェイルオーバー処理:自動的な切り替え
      • クライアント接続:自動的な再接続
      • フェイルバック:復旧時の自動切り替え
    • データの整合性 重要度: ★★★
      • ACID特性:トランザクションの整合性
      • レプリケーションの一貫性:データの同期
      • バックアップの整合性:バックアップデータの検証
      • リカバリポイント:整合性のある復旧ポイント
    • コスト考慮 重要度: ★★
      • レプリケーションコスト:セカンダリインスタンスの費用
      • データ転送コスト:AZ間のデータ転送
      • ストレージコスト:レプリケーションデータの保存
      • 運用コスト:監視と管理の費用

マルチリージョン設計 重要度: ★★★

  • 説明: 複数のリージョンにまたがるシステム設計
  • 重要ポイント:
    • 非同期レプリケーション 重要度: ★★★
      • リージョン間レプリケーション:地理的な分散
      • 最終的な整合性:非同期更新の特性
      • レプリケーションラグ:リージョン間の遅延
      • コンフリクト解決:データの競合解決
    • ディザスタリカバリ 重要度: ★★★
      • リージョン障害対応:完全なリージョン障害からの復旧
      • RTO(Recovery Time Objective):目標復旧時間
      • RPO(Recovery Point Objective):目標復旧ポイント
      • フェイルオーバー手順:手動/自動切り替え
    • データの整合性 重要度: ★★★
      • 非同期レプリケーションの特性:一時的な不整合
      • コンフリクト解決ポリシー:競合時の処理方針
      • データ検証:整合性の確認
      • リカバリテスト:定期的な復旧訓練
    • コストとレイテンシのバランス 重要度: ★★
      • リージョン間データ転送:転送コスト
      • レプリケーションストレージ:ストレージコスト
      • レイテンシの影響:ユーザー体験への影響
      • グローバルロードバランシング:トラフィック分散

バックアップと復旧 重要度: ★★★

  • 説明: データ保護とシステム復旧の戦略
  • 重要ポイント:
    • バックアップ戦略 重要度: ★★★
      • 自動バックアップ:定期的な自動バックアップ
      • スナップショット:手動バックアップ
      • 増分バックアップ:変更部分のみのバックアップ
      • クロスリージョンバックアップ:地理的な冗長性
    • 復旧手順 重要度: ★★★
      • 復旧計画:詳細な復旧手順書
      • 復旧テスト:定期的な訓練
      • 復旧時間の目標:RTOの設定
      • データ損失の許容:RPOの設定
    • バックアップの検証 重要度: ★★
      • 整合性チェック:バックアップデータの検証
      • 復旧テスト:実際の復旧訓練
      • パフォーマンステスト:復旧後の性能確認
      • セキュリティチェック:バックアップの保護
    • コスト最適化 重要度: ★★
      • バックアップの保持期間:コストとリスクのバランス
      • ストレージクラスの選択:コスト効率の良い保存
      • ライフサイクルポリシー:自動的な移行
      • バックアップの圧縮:ストレージ効率の向上

監視とアラート 重要度: ★★★

  • 説明: システムの健全性監視と異常検知
  • 重要ポイント:
    • メトリクス監視 重要度: ★★★
      • パフォーマンスメトリクス:CPU、メモリ、ディスクI/O
      • 可用性メトリクス:アップタイム、レスポンス時間
      • ビジネスメトリクス:トランザクション数、エラー率
      • カスタムメトリクス:アプリケーション固有の指標
    • アラート設定 重要度: ★★★
      • 閾値ベースのアラート:定数値による通知
      • 異常検知:機械学習による異常検出
      • エスカレーションポリシー:通知の優先順位
      • アクション自動化:自動対応の設定
    • ログ管理 重要度: ★★★
      • 集中ログ収集:統合ログ管理
      • ログ分析:パターン検出
      • ログ保持:コンプライアンス対応
      • ログ暗号化:セキュリティ保護
    • ダッシュボード 重要度: ★★★
      • リアルタイムモニタリング:現在の状態表示
      • カスタムビュー:要件に応じた表示
      • トレンド分析:時系列データの分析
      • レポート生成:定期的なレポート

7. コスト最適化

Savings Plans 重要度: ★★★

  • 説明: 柔軟な使用量の予約割引プラン
  • 重要ポイント:
    • 1年/3年契約 重要度: ★★★
      • 1年契約:最大40%の割引
      • 3年契約:最大72%の割引
      • 前払いオプション:追加割引
      • 月払いオプション:柔軟な支払い
    • インスタンスファミリーの変更 重要度: ★★★
      • 同一ファミリー内での変更:柔軟なサイズ変更
      • 異なるファミリーへの変更:使用パターンに応じた最適化
      • リージョン間の移動:グローバルな最適化
      • 自動適用:使用量に基づく自動適用
    • 自動適用 重要度: ★★
      • 使用量の自動追跡:適用状況の監視
      • 最適なプランの選択:コスト効率の最大化
      • 未使用分の返金:過剰購入の防止
      • 使用状況レポート:詳細な分析
    • コスト削減効果 重要度: ★★
      • 予測可能なコスト:長期のコスト予測
      • 柔軟な使用:需要変動への対応
      • 自動最適化:継続的なコスト削減
      • ROI分析:投資対効果の評価

Trusted Advisor 重要度: ★★

  • 説明: AWSリソースの最適化を提案するサービス
  • 重要ポイント:
    • コスト最適化 重要度: ★★★
      • 低使用率のEC2インスタンス:未使用リソースの特定
      • 未使用のEBSボリューム:不要なストレージの検出
      • 未使用のロードバランサー:不要なネットワークリソース
      • リザーブドインスタンスの最適化:予約の効率化
    • パフォーマンス 重要度: ★★
      • 高使用率のEC2インスタンス:スケーリングの推奨
      • EBS最適化:IOPSとスループットの調整
      • データベース接続:接続プールの最適化
      • ロードバランサー設定:負荷分散の効率化
    • セキュリティ 重要度: ★★★
      • セキュリティグループ:不要なポートの開放
      • IAM設定:過剰な権限の検出
      • MFAの有効化:多要素認証の推奨
      • ルートアカウントの使用:セキュリティリスクの特定
    • フォールトトレランス 重要度: ★★
      • マルチAZ配置:可用性の向上
      • バックアップ設定:データ保護の確認
      • リソースの冗長性:障害対策の確認
      • 自動スケーリング:負荷変動への対応

Cost Explorer 重要度: ★★★

  • 説明: AWSのコスト分析と可視化ツール
  • 重要ポイント:
    • コスト分析 重要度: ★★★
      • 時系列分析:コストの推移
      • リソース別分析:サービスごとのコスト
      • タグベースの分析:リソースの分類
      • カスタムレポート:要件に応じた分析
    • 予算設定 重要度: ★★★
      • 予算の作成:コスト目標の設定
      • アラートの設定:予算超過の通知
      • 予測分析:将来のコスト予測
      • コスト配分:部門/プロジェクト別の配分
    • 予測 重要度: ★★
      • 機械学習による予測:将来の使用量予測
      • トレンド分析:使用パターンの分析
      • 異常検知:予期しないコスト増加の検出
      • 最適化提案:コスト削減の機会
    • レポート 重要度: ★★★
      • カスタムレポート:要件に応じたレポート
      • スケジュール配信:定期的なレポート送信
      • エクスポート機能:外部ツールとの連携
      • コスト配分:詳細なコスト分析

スポットインスタンス 重要度: ★★★

  • 説明: 未使用のEC2容量を割引価格で利用するサービス
  • 重要ポイント:
    • 最大90%割引 重要度: ★★★
      • 市場価格:需要と供給に基づく価格
      • 割引率:最大90%のコスト削減
      • 価格変動:時間帯による変動
      • コスト予測:価格の傾向分析
    • 中断可能性 重要度: ★★★
      • 2分前の通知:中断予告
      • 自動フェイルオーバー:代替インスタンスへの移行
      • チェックポイント:処理の保存
      • 再開処理:中断後の自動再開
    • スポットブロック 重要度: ★★
      • 1-6時間の予約:中断なしの利用
      • 固定価格:予測可能なコスト
      • 可用性の保証:指定期間の確保
      • 使用パターン:バッチ処理向け
    • スポットフリート 重要度: ★★
      • 複数インスタンスタイプ:柔軟な選択
      • 自動最適化:コスト効率の最大化
      • 可用性の確保:複数AZの利用
      • 容量の最適化:需要に応じた調整

8. CI/CD / IaC

CloudFormation 重要度: ★★★

  • 説明: インフラストラクチャをコードとして管理するサービス
  • 重要ポイント:
    • テンプレートの構造 重要度: ★★★
      • JSON/YAML形式:宣言的な記述
      • リソース定義:AWSリソースの設定
      • パラメータ:動的な値の設定
      • マッピング:条件分岐の設定
    • スタックの管理 重要度: ★★★
      • スタックの作成:リソースの一括作成
      • スタックの更新:変更の適用
      • スタックの削除:リソースの一括削除
      • スタックの保護:誤削除の防止
    • 変更セット 重要度: ★★★
      • 変更のプレビュー:影響範囲の確認
      • 変更の検証:設定の妥当性確認
      • 変更の適用:安全な更新
      • ロールバック:問題発生時の復旧
    • カスタムリソース 重要度: ★★
      • Lambda関数との連携:カスタム処理の実装
      • 外部システムとの統合:API連携
      • カスタムメトリクス:監視の拡張
      • カスタムアクション:自動化の拡張

CDK (Cloud Development Kit) 重要度: ★★

  • 説明: プログラミング言語でインフラを定義するフレームワーク
  • 重要ポイント:
    • プログラミング言語 重要度: ★★
      • TypeScript/JavaScript:フロントエンド開発者向け
      • Python:データサイエンティスト向け
      • Java:エンタープライズ開発者向け
      • C#:.NET開発者向け
    • コンストラクト 重要度: ★★★
      • L1コンストラクト:低レベルリソース
      • L2コンストラクト:高レベルリソース
      • L3コンストラクト:パターン実装
      • カスタムコンストラクト:独自の実装
    • アセット 重要度: ★★
      • コードアセット:Lambda関数
      • コンテナアセット:Dockerイメージ
      • ファイルアセット:静的ファイル
      • バンドル:複数アセットの管理
    • 環境 重要度: ★★
      • 開発環境:開発用設定
      • テスト環境:テスト用設定
      • 本番環境:本番用設定
      • 環境変数:環境固有の設定

CodePipeline 重要度: ★★★

  • 説明: 継続的デリバリーサービス
  • 重要ポイント:
    • パイプラインの構成 重要度: ★★★
      • ソースステージ:コードの取得
      • ビルドステージ:アプリケーションのビルド
      • テストステージ:品質確認
      • デプロイステージ:環境への展開
    • ステージとアクション 重要度: ★★★
      • 並列実行:複数アクションの同時実行
      • 条件分岐:条件に基づく実行制御
      • 手動承認:人間の判断による制御
      • アクションのカスタマイズ:独自の処理
    • 承認プロセス 重要度: ★★
      • 手動承認:人間による確認
      • 自動承認:条件に基づく承認
      • 通知設定:ステータス通知
      • エスカレーション:問題発生時の対応
    • デプロイ戦略 重要度: ★★★
      • ブルー/グリーン:新環境への切り替え
      • カナリア:段階的な展開
      • ローリング:順次更新
      • インプレース:既存環境の更新

CodeBuild 重要度: ★★

  • 説明: ビルドとテストの自動化サービス
  • 重要ポイント:
    • ビルド環境 重要度: ★★
      • マネージド環境:AWS提供の環境
      • カスタム環境:独自の環境
      • コンテナ環境:Dockerベースの環境
      • キャッシュ:ビルドの高速化
    • ビルド仕様 重要度: ★★★
      • buildspec.yml:ビルド設定
      • フェーズ定義:ビルドステップ
      • アーティファクト:出力ファイル
      • 環境変数:設定値の管理
    • キャッシュ 重要度: ★★
      • S3キャッシュ:大規模なキャッシュ
      • ローカルキャッシュ:高速なアクセス
      • キャッシュの有効期限:自動クリーンアップ
      • キャッシュの最適化:効率的な利用
    • セキュリティ 重要度: ★★
      • IAMロール:権限管理
      • シークレット管理:機密情報の保護
      • ネットワーク設定:アクセス制御
      • ログ暗号化:セキュリティ保護

CodeDeploy 重要度: ★★★

  • 説明: アプリケーションのデプロイ自動化サービス
  • 重要ポイント:
    • デプロイ設定 重要度: ★★★
      • デプロイタイプ:一括/段階的
      • ロールバック設定:失敗時の対応
      • ヘルスチェック:正常性確認
      • タイムアウト設定:実行時間制限
    • デプロイグループ 重要度: ★★★
      • EC2インスタンス:サーバーへのデプロイ
      • Lambda関数:サーバーレスへのデプロイ
      • ECSサービス:コンテナへのデプロイ
      • オンプレミス:自社環境へのデプロイ
    • ロールバック 重要度: ★★★
      • 自動ロールバック:失敗時の自動復旧
      • 手動ロールバック:人間による判断
      • ロールバック条件:トリガーの設定
      • ロールバック手順:復旧プロセス
    • モニタリング 重要度: ★★
      • デプロイ履歴:実行記録
      • デプロイログ:詳細な情報
      • アラート設定:通知の設定
      • メトリクス:パフォーマンス指標

Systems Manager (SSM) 重要度: ★★

  • 説明: AWSリソースの管理と自動化サービス
  • 重要ポイント:
    • パラメータストア 重要度: ★★★
      • 標準パラメータ:通常の設定値
      • 高度なパラメータ:暗号化された値
      • パラメータの階層:整理された管理
      • バージョン管理:変更履歴
    • パッチ管理 重要度: ★★★
      • パッチの自動適用:セキュリティ更新
      • パッチの承認:手動確認
      • パッチのスケジュール:適用タイミング
      • パッチのロールバック:問題発生時の対応
    • インベントリ 重要度: ★★
      • リソース管理:資産の把握
      • 構成管理:設定の追跡
      • コンプライアンス:準拠状況
      • レポート生成:状況報告
    • 自動化 重要度: ★★
      • ドキュメント:自動化スクリプト
      • メンテナンスウィンドウ:実行タイミング
      • ターゲット指定:実行対象
      • 実行履歴:ログ管理

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